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中央病院の治療成績

1.脳脊髄腫瘍科
2.眼腫瘍科
3.乳腺科・腫瘍内科
4.呼吸器腫瘍科
5.消化管腫瘍科
6.肝胆膵腫瘍科
7.泌尿器・後腹膜腫瘍科
8.婦人腫瘍科
9.骨軟部腫瘍科
10.皮膚腫瘍科
11.血液腫瘍科・造血幹細胞移植科
12.小児腫瘍科

1.脳脊髄腫瘍科

神経膠腫(グリオーマの治療成績 2000−2006)
診断 生存期間中央値 無増悪生存期間 5年生存率
星細胞腫 (グレード2) 76.0 38.1 55.6%
乏突起膠腫系腫瘍 (グレード2) NR NR 94.1%
悪性星細胞腫 (グレード3) 30.6 11.6 35.6%
悪性乏突起膠腫系腫瘍 (グレード3) 82.4 NR 66.1%
膠芽腫 (グレード4) 12.3 5.2 10.1%

手術を行った転移性脳腫瘍の治療成績 (2000−2006)
診断 生存期間中央値 無増悪生存期間 5年生存率
転移性脳腫瘍 13.6 8.7 10.%

2.眼腫瘍科

網膜芽細胞腫
    2006年
2007年
2008年
網膜芽細胞腫 治療症例数
26
41
30
治療眼数
36
58
44
眼球温存率
39%
45%
50%

3.乳腺科・腫瘍内科

乳腺科・腫瘍内科 治療成績
  2002-2007年 症例数 1年生存割合 3年生存割合 5年生存割合
0期 210 100% 98% 97%
I 期 786 100% 99% 98%
II 期 1,243 99% 96% 82%
III 期 168 98% 82% 67%
IV 期* 100 82% 45% 25%
再発乳癌** 199 80% 50% 25%
* 初診時、遠隔臓器転移あり、未治療症例のみ
** 初再発の症例のみ

4.呼吸器腫瘍科

呼吸器外科 治療成績(病理病期別)
(2000年1月〜2004年12月に切除された非小細胞肺がん1,520例)

病理病期 5年生存率(%)
IA 93
IB 84
IIA 68
IIB 71
IIIA 41
IIIB 35
IV 23

呼吸器内科 治療成績
切除不能III期非小細胞肺癌 1994-2005年に化学療法と放射線の
同時併用治療を受けた204人
1年生存割合 76%
3年生存割合 35%
5年生存割合 23%
IV期非小細胞肺癌 2000-2006年に初回化学療法を受けた480人 1年生存割合 53%
3年生存割合 15%
5年生存割合 5%
限局型小細胞肺癌 2001-2004年に化学療法と放射線の
同時併用治療を受けた50人
2年生存割合 60%
5年生存割合 32%
進展型小細胞肺癌 2001-2004年に初回化学療法を受けた108人 2年生存割合 16%
3年生存割合 6%

*2013年5月23日に修正を行いました。

5.消化管腫瘍科

食道外科治療成績
  1998-2002 2001-2005
病理学的進行度(TNM) 症例数 術後5生存率(%) 症例数 術後5生存率(%)
0
5 100%    
I 58 72.4 69 91.9
IIA 62 66.1 52 78.8
IIB 69 59.4 87 54.6
III 148 33.8 123 45.9
IVA 31 29.0 23 31.6
IVB 79 13.9 65 33.8

胃外科 手術成績 手術患者の5年生存率(他病死含む)
ステージ 患者数 5年生存率(%)
IA 1766 94.2
IB 545 91.4
II 468 78.6
IIIA 345 60.3
IIIB 191 45.1
IV 703 14.5
4,018  
ステージは胃癌取扱い規約13版
1995年から2004年で非治癒切除も含む

大腸外科 治療成績
  進行期 2000-2004年症例数 5年生存率
結腸 I 期 262 97%
II 期 279 91%
III 期 346 76%
IV 期 170 31%
直腸 I 期 250 95%
II 期 176 93%
III 期 350 77%
IV 期 117 22%

消化管内科 治療成績
  5年生存率 生存期間中央値
食道がん Stage I 73%
Stage II/III   37ヶ月
Stage IV   9.3ヶ月
胃がん Stage IV、再発   12ヶ月
腹水例   10ヶ月
大腸がん
Stage IV、再発   20ヶ月

6.肝胆膵腫瘍科

肝胆膵外科 浸潤性膵管がん(2000−2007年)
進行期 症例数 3年生存率 (%) 5年生存率 (%)
I 5 60 60
II 6 60 60
III 76 42 27
IVa 82 33 22
IVb 25 32 10
合計 194 36 25

肝胆膵外科 肝細胞がん(2000-2007年)
進行期 症例数 3年生存率 (%) 5年生存率 (%)
I 28 89 77
II 120 90 82
III 153 68 55
IV 50 55 48
合計 351 76 65

肝胆膵内科 治療実績
  生存期間中央値 1年生存割合
切除不能膵がん 291日 40%
切除不能胆道がん 288日 47%
切除不能肝がん 調査中 調査中

7.泌尿器・後腹膜腫瘍科

泌尿器・後腹膜腫瘍科 治療成績
  病期 1995-2005年症例数 5年生存率1 10年生存率
膀胱全摘 pT2 30 86% 86%
pT3a 29 77% 69%
pT3b 55 43% 40%
pT4 15 49% 49%

  病期 1995-2005年症例数2 5年PSA非再発率 10年PSA非再発率 5年生存率 10年生存率
前立腺全摘 T1c 154 84% 83% 100% 100%
T2a 91 84% 84% 100% 100%
T2b 107 80% 80% 100% 100%
T3a 208 76% 69% 99% 99%
T3b 44 47% 47% 98% 98%
T4 6 16%   100%  

  病期 1995-2005年症例数 5年生存率 10年生存率
腎癌 I 期 282 100% 100%
II 期 29 96% 82%
III 期 103 88% 75%
IV 期 49 30% 8%

  病期 1995-2005年症例数3 5年生存率4
精巣腫瘍 I 期 77 100%
IIa 期 19 95%
IIb 期 9 78%
III0 期 2 100%
IIIa 期 13 92.3%
IIIb 期 14 78.5%
IIIc 期 8 50%
1. 生存率はすべて疾患特異生存率で算出
2. 術後補助療法はなし
3. 他院治療歴を除く
4. 10年疾患特異生存率は5年とほぼ同じ

当センター開発の拡大切除による前立腺全摘除術(術後補助療法なし)
  病期 2000-2005年症例数
5年PSA非再発率 10年PSA非再発率
前立腺全摘 T1c 65 85% 85%
T2a 37 92% 92%
T2b 49 87% 87%
T3a 106 84% 78%
T3b 19 53% 53%

8.婦人腫瘍科

婦人腫瘍科 治療成績(代表的疾患別)
  進行期 症例数 5年生存率
子宮頚がん1 I 期 425 87%
II 期 139 74%
III 期 120 58%
IV 期 46 36%
子宮体がん1 I 期 372 91%
II 期 62 86%
III 期 143 69%
IV 期 28 26%
卵巣がん2 I 期 80 86%
II 期 20 81%
III 期 131 32%
IV 期 73 16%
1:1993-2002
2:1990-1999

9.骨軟部腫瘍科

骨肉腫(初診時症例) 化学療法と手術療法による集学的治療
  症例数 5年生存(%) 10年生存(%)
1980-2003 131 63.10% 59.30%
1993-2003(NECO93-95プロトコール)  48 74.3% 71.50%

悪性軟部腫瘍(組織亜型別)
(1980-2003、がん研究センターにて病理診断された全症例における)

病理亜型 症例数 5年生存(%) 10年生存(%)
横紋筋肉腫 194 34.4 27.5
脂肪肉腫 159 86 72.4
粘液型線維肉腫 67 83.2 62.2
悪性線維性組織球腫 53 46.7 36.4
滑膜肉腫 50 61.9 48.1
平滑筋肉腫 32 33.6 (−)
血管肉腫 30 15.4 (−)
悪性神経鞘腫 25 45.2 36.1
類上皮肉腫 25 40.1 26.7
骨外性ユーイング肉腫 21 50.4 37.8
線維肉腫 20 71.8 35.9
胞巣状軟部肉腫 20 83.3 55.6
骨外性軟骨肉腫 20 100 80
淡明細胞肉腫 16 36.5 7.3
骨外性骨肉腫 13 72.9 72.9
745    

進行再発骨軟部肉腫例(2002―2007)の予後(集学的治療が実施された症例)
症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率
198例 73.70% 38.10% 32.30% 15.30%

10.皮膚腫瘍科

皮膚腫瘍科 治療成績(疾患別)
  病期 2002-2007年症例数 5年生存率(%)
悪性黒色腫 ステージIA 25 100
ステージIB 41 100
ステージIIA 21 85
ステージIIB 11 65
ステージIIC 11 76
ステージIIIA 26 61
ステージIIIB 29 49
ステージIIIC 25 60
有棘細胞癌 ステージI 39 100
ステージII 30 96
ステージIII 21 53

11.血液腫瘍科・造血幹細胞移植科

血液腫瘍科 治療成績(疾患別)
疾患名 完全寛解率 生存率 当院からの登録患者数 患者登録年代 臨床試験名
急性骨髄性白血病 81% 40% (4年) 6 1996 - 1997 JALSG-AML 95
79% 47% (5年) 15 1998 - 2001 JALSG-AML 97
急性前骨髄球性白血病 95% 86% (4年) 2 1998 - 2002 JALSG-APL97
治療関連白血病 75% 40% (3年) 16 1996 - 1999 NA
急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫 83% 31% (7年) 14 1991 - 1994 JCOG 9004
81% 28% (7年) 10 1994 - 1999 JCOG 9402
ホジキンリンパ腫 79% 89% (5年) 7 1993 - 1997 JCOG 9305
72% 92% (2年) 6 1998 - 2000 JCOG 9705
中高悪性度非ホジキンリンパ腫(高危険群) 56% 42% (4年) 2 1995 - 1998 JCOG 9505
中高悪性度非ホジキンリンパ腫(高危険群) 50% 49% (5年) 6 1995 - 1997 JCOG 9506
中高悪性度非ホジキンリンパ腫(低危険群) 79% 69% (5年) 19 1996 - 1999 JCOG 9508
中高悪性度非ホジキンリンパ腫(全危険群) 64% 56% (8年) 55 1999 - 2002 JCOG 9809
低悪性度B細胞リンパ腫 66% 94% (5年) 52 2002 - 2007 JCOG 0203
成人T細胞白血病リンパ腫 36% 31% (2年) 6 1994 - 1997 JCOG 9303
33% 18% (3年) 6 1998 - 2003 JCOG 9801
限局期NK/T細胞リンパ腫 77% 77% (2年) 8 2003 - 2007 JCOG 0211
多発性骨髄腫 50%(全奏効率) 50% (4年) 10 1993 - 1998 JCOG 9301
(血液腫瘍は種類が多く、疾患単位ごとの患者数が少ないため、以下の治療成績は当院が参加している多施設共同臨床試験の成績です)


初回同種造血幹細胞移植後の治療成績(疾患別)
疾患名
2000-2008年症例数 2年生存率(%)
急性骨髄性白血病 211 50
急性リンパ性白血病 64 47
骨髄異形成症候群 77 59
リンパ腫 123 70
*ただし患者さんの年齢・全身状態、原疾患のコントロール状態、移植の種類によって治療成績は大きく異なります。

12.小児腫瘍科

小児腫瘍科 治療成績(発症時21歳未満患者のみ)
  2000年〜2005年
症例数
5年生存達成の
患者割合
転移有無による
症例数内訳
転移有無による
生存患者割合
横紋筋肉腫 31 51% なし 27 68%
あり 4 0%
ユーイング肉腫 17 70% なし 14 71%
あり 3 66%
骨肉腫 8 63% なし 7 71%
あり 1 0%
神経芽腫 9 44% なし 1 100%
あり 7 38%
非ホジキンリンパ腫 26 85%  
急性リンパ性白血病 22 77%
急性骨髄性白血病 8 63%