未承認薬を用いた場合の、患者さん自らが支払う医療費(モデルケース) << 国立がん研究センターについて

未承認薬を用いた場合の、患者さん自らが支払う医療費(モデルケース)



国内未承認薬のオラパリブ(内服薬)及びペンブロリズマブ(注射薬)を事例として、患者さん*自らが支払うことになる医療費の概算をお示しいたします。
あくまでモデルケースでの算定例であり、薬剤入手に関わる費用が変わり得ること、患者さんの状態等によって診療費用は変わり得ることにご注意ください 。

*平成24年度「国民健康・栄養調査」第2部身体状況調査の結果 第11 男性:50代平均(身長168.6cm,体重68.0kg)、女性50代平均(身長156.1cm,体重55.2kg)の場合

<グラフの説明>
A 自費診療の場合
  【薬代(自費)+診察・入院・検査代等(自費)】
B いわゆる“混合診療”が実施された場合
  【薬代(自費)+診察・入院・検査代等(保険適用:3割負担)】
C 薬剤が薬事承認されて保険収載され、完全に保険診療となり高額療養費制度が適用となる場合
  【薬代・診察・入院・検査代等(保険適用:3割負担)かつ、高額療養費制度適用】


<オラパリブ>
投与開始1カ月目(外来通院週1回、28日間内服)の、患者さん自らが支払う医療費 (治療前画像検査等を含む)
A 1,197,560円 (薬剤費1,134,000円+その他医療費(自費)63,560円)
B 1,153,068円 (薬剤費1,134,000円+その他医療費(3割)19,068円)
C 89,405円 高額療養費制度適用時の負担分、区分C)


<オラパリブ>


<ペンブロリズマブ>
初回導入1カ月目(初回入院3日、投与回数2回)の患者さん自らが支払う医療費
A 1,523,500円 (薬剤費1,394,000円+その他医療費(自費)129,500円(入院116,100円+外来13,400円))
B 1,433,213円 (薬剤費1,394,000円+その他医療費(3割)39,213円)
C 94,185円 (高額療養費制度適用時の負担分92,625円+食費5食分1,560円)


<ペンブロリズマブ>

ペンブロリズマブ(治療開始1ケ月)

A 自費診療の場合
B いわゆる“混合診療”が実施された場合(ただし、患者申出療養制度の下でこの治療を受ける場合には、実施体制の確保・薬剤入手に関わる手続き等で追加の費用が必要となります)
C 薬剤が薬事承認されて保険収載され、完全に保険診療となり高額療養費制度が適用となる場合

過去のモデルケース(承認済み)