がん医療支援研究部
スタッフ 
活動
がん医療支援研究部では、それぞれの患者さんに最適な診断や治療が実施されるよう、がん診療連携拠点病院の医療スタッフを支援します。また、わが国のがん医療の均てん化を推進するため、各種研修の企画・調整をします。
がんの治療効果を上げるために、
がんの治療効果を上げるためには、個々の患者さんよって異なった種類と広がりをもつがんという病気をまず正しく見極め(診断)、それぞれに効果が期待される治療法を正しく用いて治療を行うことが基本です。
診断の難しいがんでは専門家の意見を聞くことが必要です。
しかし、実際にはがんの診断・治療を正しく行うことはいつも簡単とは限りません。広くがんの診療に従事しているがん診療連携拠点病院の医師であっても、さらに専門家の意見を聞いてみないとはっきりした診断や治療法に自信をもてない、判断の非常に難しいがんにもまれならず出会うことがあるものです。正しい治療選択を行うために、そうした専門家への相談が気軽に、素早くできる環境が望まれています。
診断・治療には施設間較差がありうる。
また、全国の施設がそれぞれ同じ診断法・治療法を行っているつもりでも、実際に行う施設によって、治療効果や安全性に影響しかねないさまざまな違いが起こっていることがあります(施設間較差)。最近この施設間較差の実態が注目を集めている分野に、病理診断、放射線画像診断、放射線治療があげられます。
がん対策情報センターのがん医療支援研究部では、
| ●がん診療連携拠点病院からの病理診断、放射線画像診断のコンサルテーションをお受けします。 | |
| がん診療連携拠点病院の診断医だけでは判断の難しい場合、相談に応じて画像伝送やバーチャルスライドなど最新の技術を駆使して、その領域の病理診断や画像診断に関する全国の専門家の意見を集約し、タイムリーに報告します。 |
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| ●教育的画像のリファレンスデータベースを整備・公開します。 | |
| 全国から集まる診断困難だった病変やなかなか経験できない病変などを画像データベース化して公開し、がん診療連携拠点病院などの診断医の参考資料としてすぐに活用できるようにします。 |
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| ●臨床試験の質の向上を、診断の面から支援します。 | |
| 多施設共同臨床試験の結果の信頼性を高めるため、試験に登録された患者さんの病理診断や放射線画像診断を確認するお手伝いをしていきます。 |
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| ●放射線治療の内容や、照射装置の精度の第三者評価を行います。 | |
世界各国では行われているものの、これまでわが国では行われてこなかった第三者評価による放射線治療機器の出力測定支援プログラムを実施し、万一改善すべき点が見つかった場合には、改善作業のお手伝いをします。また、近年より高度で複雑になった一方で標準化が進んでいない放射線治療計画において、一連のプロセスが正しく行われていることを確認していきます。これらの活動により、放射線治療における医療事故を未然に防ぐ効果が期待でき、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えます。また同時に、従事する医師・技師の技能の向上や、治療成績の向上も期待できます。さらには、臨床試験においても放射線治療の内容を確認することにより、臨床試験の質を保ち新たな標準治療の確立に貢献します。 |
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| ●研修の推進 | |
| 国立がん研究センターでは、これまで、がん診療の専門医などの育成に取り組んできました。 今後も、研修の推進に取り組んでいきますが、特に、がん医療の均てん化が求められていることから、新たなにがん診療従事者等に対する研修を企画・調整していきます。 また、がんのあらゆる相談の第一線となるがん診療連携拠点病院の相談支援センターで相談業務に携わる者の資質の向上等のため、相談支援センターの相談員向けの研修を実施していきます。 |
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世界各国では行われているものの、これまでわが国では行われてこなかった第三者評価による放射線治療機器の出力測定支援プログラムを実施し、万一改善すべき点が見つかった場合には、改善作業のお手伝いをします。また、近年より高度で複雑になった一方で標準化が進んでいない放射線治療計画において、一連のプロセスが正しく行われていることを確認していきます。これらの活動により、放射線治療における医療事故を未然に防ぐ効果が期待でき、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えます。また同時に、従事する医師・技師の技能の向上や、治療成績の向上も期待できます。さらには、臨床試験においても放射線治療の内容を確認することにより、臨床試験の質を保ち新たな標準治療の確立に貢献します。