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予防研究グループ
コホート連携研究部


研究活動

コホート連携研究部は、国内外研究機関と連携して、疫学研究の重要な柱であるコホート研究基盤を統合・相互活用することにより、がんをはじめとする疾病予防による健康寿命の延伸につながる確かなエビデンスを創出するための研究を行います。

研究スタッフ

1) 部長 井上 真奈美
2) 客員研究員・外来研究員 廖 異
3) 特任研究員 田中 詩織
4) 特任研究補助員 外山 文子

研究プロジェクト

■電子化医療情報を活用した疾患横断的コホート研究情報基盤整備事業
国立高度専門医療研究センターで健常人を対象としたコホート研究を実施している機関と連携して、疾患横断的コホート研究基盤を形成し、健康寿命延伸に資するエビデンスの構築をめざします。特に、関連する情報を電子的に収集可能なシステムを構築し、電子化医療情報の活用ノウハウをセンター間で共有することにより、医療等IDの導入後の電子情報利活用に備えた研究基盤を整備します。

■アジアにおける研究基盤の構築によるアジア連携:アジアコホート連合Asia Cohort Consortium
ジア地域に現存するコホート研究の効率的活用や新規コホートの構築育成支援のための連携基盤です。現在アジア10カ国から30コホートが参加し、合計で110万人を超える大規模研究データ基盤となっています。わが国からも10の大規模コホート研究が参加をしています。現在、連合の研究調整センターが当センター内に設置されており、研究連携や研究解析調整はもとより、連合内の若手研究者・学生の交流、解析の場の提供と指導などを行っています。
https://www.asiacohort.org/外部サイトへのリンク

■日本人中高年者におけるヘリコバクター・ピロリ菌除菌の胃がん予防効果を評価するための長期追跡研究
研究開始時にヘリコバクター・ピロリ感染状況を把握している現在実施中の日本人を対象とした大規模コホート研究データを統合して、ピロリ菌感染者が、除菌治療により、その後の胃がん罹患を予防することができるかどうかを疫学的、医療経済的側面から検証します。

■東京胃がん検診追跡調査
ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の併用法による胃がんリスク層別化検診実施群と従来型胃がん検診実施群の長期追跡により、ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の併用法による胃がんリスク層別化の胃がん死亡率減少効果と医療経済的効果を評価します。

■日本人におけるがんの原因の寄与度推計
近年、わが国では、喫煙率やがん関連感染症の感染率など、要因によってはその保有割合が年代・世代によりダイナミックに変化していることから、現在及び将来における日本人のがんの主要な原因の寄与度を、最新のエビデンスを網羅して予測推計します。