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先端医療開発センター

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センター長ごあいさつ

革新的医療の実現を目指す挑戦者

先端医療開発センター長 落合 淳志

国立がん研究センターでは、新しい時代のための創薬・医薬品機器の開発を目指して2005年に柏キャンパスに、医師・基礎研究者が一体となって医薬品・医療機器の開発研究を行う「東病院臨床開発センター」を設置、2012年には国立がん研究センター一体となり早期臨床開発を促進する「早期・探索臨床研究センター」(NCC-EPOC)を柏・築地両キャンパス横断的組織として立ち上げ、がん新薬のFirst-in-Human(FIH)試験、医師主導試験とTR研究を行う体制整備を進めてきました。2015年にはさらなる国立がん研究センターの開発機能強化のために、東病院臨床開発センターと早期・探索臨床研究センターが統合再編され、新たに「先端医療開発センター」が設立されました。

先端医療開発センターの関係者の活躍により、これまで多数の臨床試験やTR研究が行われてきましたが、2016年5月の組織改変により、さらなるがん治療薬・医療機器開発を強力に進める体制を作ることになりました。具体的には、中央・東の両病院が2015年に「医療法に基づく臨床研究中核病院」に指定されたことより臨床試験の運営は中央・東病院が中心になって行うこととなり、先端医療開発センターは、より密接に研究所と協力を行い創薬概念の実証(POC)を目指した非臨床試験の実施ならびに早期・探索的な臨床TR研究に主体を置くことになりました。また、先端医療開発センターでは、POC取得を目指した非臨床試験と早期臨床試験を強化するために、新たにバイオマーカーを探索しCDx開発を行うバイオマーカー探索TR分野と、実臨床への診断・検査応用を目指した病理・臨床検査TR分野を設置することで、基礎研究である創薬シーズ研究からのバイオマーカー探索、新しい診断・検査開発、さらには早期臨床開発研究、そして両病院における臨床研究へとシームレスの臨床開発研究の橋渡しが出来るようになりました。また、より深化した革新的医療開発研究の推進のため、新たに築地キャンパスにBNCT医療開発分野を設置し、柏キャンパスの放射線治療開発および研究所の放射線生物学研究者との連携強化を目指すとともに、築地キャンパスに新たに内視鏡機器開発分野および手術機器開発分野を設置し、築地・柏両キャンパスの連携によるTRシーズの開発および先端的な臨床開発研究を行うことにしました。

先端医療開発センターは常に革新的医療実現を目指す挑戦者として、研究所、中央病院、東病院と共同して、今後国立がん研究センターのみならず、国内外の大学などアカデミアや創薬ならびに医療機器開発企業など幅広い分野と交流し、我が国の新しい医薬品・医療機器を開発する原動力となり、世界のがん医療に貢献できるように挑戦し続けます。

先端医療開発センター長
落合 淳志