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国立がん研究センター

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切除不能大腸がんに対する新規抗悪性腫瘍薬「TAS-102」の臨床第II相試験結果がLancet Oncology誌に掲載

2012年8月28日
独立行政法人国立がん研究センター

このたび、独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田 知光、以下 国立がん研究センター)東病院 大津 敦臨床開発センター長、同消化管内科 吉野 孝之医長ら、当センターの医師が参画した大鵬薬品工業株式会社の新規抗悪性腫瘍薬「TAS-102」の国内臨床第II相試験結果をまとめた論文が、イギリスの権威ある医学誌「Lancet Oncology」誌に掲載されました。同誌は、がん医療の専門誌として194誌中4位の評価を得ている屈指の名門誌です。本論文は、2011年の第9回日本臨床腫瘍学会学術集会、欧州集学的がん治療会議(ECCO-ESMO-ESTRO 2011)で報告された内容をまとめたものです。

今回の第II相試験は、標準的な化学療法をすべて施行され、有効な治療選択肢のない切除不能進行再発大腸がんの患者さんを対象として、TAS-102とプラセボ(偽薬)の効果と安全性を比較したものです。その結果、TAS-102を投与された患者さんにおいて、生存期間の延長、死亡リスクの減少、がんの進行抑制が認められました。

TAS-102が一般のがん治療の現場で使えるようになるには、第III相試験において、より大勢の患者さんを対象に効果や安全性を検証する必要がありますが、「大腸がん治療の新しい治療選択肢になりうる」と大きな期待を集めています。Lancetから世界各国の記者に向けて発信されたプレスリリースの内容を抜粋・翻訳し、ご紹介いたします。

詳細は関連ファイルのリリース文書をご覧ください。

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