1.がん検診ガイドラインの定式化・更新
わが国における正式ながん検診ガイドラインとしては、平成13年度がん検診の適正化に関する調査研究事業「新たながん検診手法の有効性の評価」報告書(主任研究者 久道茂 財団法人日本公衆衛生協会、2001
http://www.ncc.go.jp/jp/kenshin/gankenshin.html)が初めてのものであった。その後、厚生労働省がん研究助成金「15-3
がん検診の適切な方法とその評価法の確立に関する研究(主任研究者 祖父江 友孝)」班において、 ガイドラインの作成手順を定式化し、「有効性評価に基づくがん検診ガイドライン作成手順」を公表した。
この作成手順に基づき、平成16年度には大腸がん検診ガイドラインを次いで胃がん検診ガイドライン(平成17年度)、さらに肺がん検診ガイドライン(平成18年度)を更新した。引き続き、他のがん検診の有効性評価に関するガイドラインの更新を行う予定である(科学的根拠に基づくがん検診推進のページ
http://canscreen.ncc.go.jp/)。
2.がん検診の精度管理
次項「がん検診の精度管理手法に関する研究」で得られた手法を用い、関連学会における精度管理情報を集約し、都道府県の成人病健診管理指導協議会の活性化を図りながら、各種がん検診の精度管理を推進する。
3.がん検診の受診率対策
老人保健事業報告・国民生活基礎調査により報告されている受診率把握の調査方法の 再検討を行う。わが国におけるがん検診受診率は欧米に比べ低いことから、受診率向上対策について検討する。