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(国立がんセンター中央病院発信)
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司会 国立がんセンター中央病院 食道外科 日月裕司
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| 食道がんに対する化学放射線療法は、現在では切除可能例にも行われるようになっている。切除手術において補助療法や再発に対する化学療法や放射線照射が欠かせないように、non-CRの遺残やCR後の再発に対するSalvage手術なくして切除手術に劣らないといわれる化学放射線療法の成績は得られない。当初は化学放射線療法単独での治療を目指した国立がんセンター東病院、Salvage手術を組み合わせた臨床試験に取り組んでいる東北大学病院におけるSalvage手術の現状を報告していただき、その意義を検討する。 |
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| 1.食道がん根治的放射線化学療法後salvage surgeryの検討 |
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国立がんセンター東病院 呼吸器科 西村光世
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| 局所進行食道がんの治療において内科的治療成績の向上により、放射線治療が50Gy以上行われた、根治的放射線・化学同時併用療法が多く行われるようになった。しかし、治療後に局所に腫瘍遺残や再発する症例が少なからずみられる。当院においてこのような症例に対して行ったサルベージ手術は1998年1月から2004年12月までに42例であった。これらの安全性と予後について検討し発表する。 |
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| 2. 食道がん化学放射線療法におけるsalvage手術の意義 |
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国立がんセンター中央病院 食道外科 日月裕司
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| 切除可能な食道がんに対する根治的化学放射線療法259例のCR率、無再発率、生存曲線を検討した結果、治療後の遺残や再発が多く認められた。手術と同等の治療成績を得るためにはSalvage切除が不可欠であった。Salvage食道切除術38例の術式、合併症、在院期間、在院死亡を検討した結果、術前無治療食道切除に比べ合併症率や在院死亡率が高かった。治療戦略にSalvage手術を組み込むためには、致死的合併症を予防するための注意が必要である。 |
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| 3.切除可能な胸部食道がんに対する化学放射線療法とsalvage手術 |
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東北大学 移植・再建・内視鏡外科 小野寺 浩、宮崎修吉
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| 切除可能な胸部食道がん50例に対してJCOG9906に準じてCRTを行い、無効再発例に対しては積極的にsalvage手術を行った。CRT終了時、41例がCRとなり8例に腫瘍残存を1例に放射線肺臓炎による障害死を認めた。CR41例のうち29例がCR継続中で、12例に再発を認めた。そのうち4例に対してsalvage手術を3例にEMRを行った。一方、腫瘍残存8例のうち7例に対してsalvage手術を行った。11例のsalvage手術は在院日数が長い傾向を認めたが、在院死は認めず、無効再発例に対してもsalvage手術は可能と考えられた。 |