コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター 東病院

トップページ > 診療科のご案内 > 食道外科 > 食道外科の特色 術前から退院後の社会復帰までを支援する多職種医療チーム体制

食道外科の特色 術前から退院後の社会復帰までを支援する多職種医療チーム体制

手術を受ける患者さんは、外科医、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、言語聴覚士、精神腫瘍科、医療相談(ソーシャルワーカー)で構成される医療チームによって、それぞれの専門的な治療・ケアを受けながら、術前から手術のみならず、退院後の社会復帰を目指します。

図2:多職種による食道がん医療チーム体制

図2

手術前

手術を希望した患者さんは、看護外来で看護師から、実際の写真やDVDを見ながら、手術の必要事項の説明を詳しく受けます。また、歯科医からは口腔内を清潔に保つための歯磨きの指導を行います。がんによって食事をとるのが困難な患者さんに対しては、管理栄養士による指導を行っています。

看護外来の説明内容

  1. 術式と手術による体の変化
  2. クリニカルパスを用いた術後経過
  3. 臓器リハビリテーション(特に呼吸リハビリテーション)
  4. 禁酒と禁煙の必要性
  5. 心のケア

入院

透明性のある治療と患者さんの医療への積極的な参加を促すため、術前から術後の退院まで、クリニカルパスを用いた計画治療を行っています。さらに、術後は運動の達成度を階段状に評価するクリニカルパスを用いて、体力の回復を図っています。また、必要に応じて理学療法士より体力回復、言語聴覚士より機能回復の指導を行っています。退院直前には、医師より退院後の生活、管理栄養士より食事の指導を行っています。

退院後

退院後も多職種による医療チームの支援により社会復帰を目指します。退院後2から3週間後に医師の初回外来に合わせ、看護師による食物摂取状況とリハビリテーションの進行具合による全身状態の評価と、管理栄養士による食事内容の指導を行っています。
また、毎月第3木曜日には、退院1ヵ月程度の患者さんを対象に、多職種による約90分の患者教室を定期開催しています。

患者教室の主な講義内容

  1. 外科医:術後の体の変化と運動の必要性
  2. 看護師:日常生活
  3. 管理栄養士:食事内容
  4. 理学療法士:運動リハビリテーション
  5. 言語聴覚士:嚥下機能を含めた食事の摂取方法
  6. 医療相談:地域の介護支援施設の紹介と指導 など