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国立がん研究センター 東病院

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肝胆膵内科

レジデント1日体験プログラム 肝胆膵内科

東病院 肝胆膵内科のPRポイント

特 徴

当科が担当する膵癌・胆道癌・肝細胞癌・神経内分泌腫瘍(NET/NEC)に対する治療は、近年、今までにない革新を遂げています。肝細胞がんに対するレゴラフェニブ療法、膵がんに対するFOLFIRINOX療法やゲムシタビン+nab-パクリタキセル療法、膵神経内分泌腫瘍に対するエベロリムス療法・スニチニブ療法などが次々と開発・承認されており、今まさに最も進歩を遂げている領域の一つです。肝胆膵内科では、このような肝胆膵癌の化学療法と、ERCP、EUSなどの内視鏡関連手技、肝生検、RFA、PTBDなどの経皮処置を担当しています。当科では、肝胆膵癌それぞれ、わが国で三本の指に入る患者数を誇っており、この豊富な患者数を生かして、肝胆膵癌における最新の標準的な治療法を学ぶだけでなく、各種手技を駆使して症状マネージメントを積極的に行う総合的な臨床腫瘍医を目指しています。

教育体制

肝胆膵癌の化学療法に関しては、直接、患者を担当していただき、各癌腫の最新の標準療法、診療上でのマネージメントを学び、一人前の肝胆膵腫瘍内科医としての経験を十二分に積むことができます。さらに、標準治療だけではなく、いち早く新しい治療法を経験することも可能です。現在も、世界では、続々と新しい治療法が開発中であり、各種分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬をはじめとして、今後肝胆膵癌の明日を変えるであろうと期待されている治療法も数多くあります。当科では、このような国際共同試験をはじめとした数多くの新しい治療法の治験や臨床試験を実施していますので、標準的な診療はもちろんのこと、いち早く新しい治療法を経験できます。より早期の治療開発に関しても、複数の診療科により形成されるPhaseIチームの一員として、各種固形腫瘍を対象とした第I相試験にも力を入れていますので、新しい治療法の開発をかなり初期の段階から学ぶことも可能です。

また、肝胆膵癌を診療していく上で不可欠であるのが、適切な超音波関連手技や内視鏡治療です。特に当科では国内有数の胆膵内視鏡検査数を誇り、2016年度はERCP関連検査処置を年間 700 件余り、EUS関連検査処置を年間 440件ほど実施しています。レジデント・専門修練医の先生方にも積極的に内視鏡手技の研修を行っていただいており、ERCP、EUS 下の診断から、胆道ステント・十二指腸ステント留置・EUSガイド下各種ドレナージやEUSガイド下腹腔神経節ブロックなどの内視鏡治療までを経験・習得していただけます。さらに、当院では、肝胆膵外科放射線診断科放射線治療科と共同して定期的にカンファレンスを開き、横断的な連携体制のもとに診療を行っており、希望に応じてこれらの科もローテーションできますので、がん治療のさまざまな側面を身近に学ぶことが可能です。

そして、臨床研究を行いたい、臨床試験を計画してみたいという方は、臨床試験の基礎から統計学的なことまで専門的な指導を受けることが可能です。また、基礎研究を行いながら、臨床に接していたい、という方は基礎研究と臨床を両立させることも可能です。

アピールポイント

以上のように、当科は「薬物療法」、「インターベンション治療」、「臨床研究」において非常にバランスのとれた診療科を目指しており、それぞれの分野に関しての国内有数のスペシャリストから直接指導を受けることができることが、当科の最大のアピールポイントであると自負しております。

さらに、皆さんのレジデント研修では、広い見識をもったがん専門医となっていただくよう、肝胆膵分野にとどまらず、他分野での研修も長期間にわたり可能となっていますので、「がん」全般に広く深く診療能力を磨いていただけると思います。

メッセージ

今回のレジデント1日体験プログラムでは、『患者さんたちと一緒に歩み、サポートをする』私たちのチームの日常診療をありのまま見て、感じていただければと思います。肝胆膵分野に興味ある方はもちろん、がん診療全体に興味があり、そのなかの肝胆膵分野をのぞいてみたいという方も大歓迎です。ぜひ一緒に、患者さんの明日の扉を開くための仕事をしていきましょう。

★当科について興味をもたれた方は、担当窓口:大野 泉  ioono●east.ncc.go.jp(●を@に置き換えください。)  まで!1年中いつでもご連絡ください!!★

1日体験プログラム情報

複数日程の体験

お勧めの曜日・プラン

火・木・金 時間についてはご相談ください。

対応の難しい日

基本的にありません(詳細はご相談ください)。

1週間のスケジュール

 
8:00 7:30~ 病棟朝回診
7:50~ 肝胆膵内科・肝胆膵外科合同カンファレンス・抄読会
9:00 腹部エコー・組織生検・RFA外来 EUS-FNA
ERCP、外来
12:00 昼食
13:30 ERCP/EUS/PTCD
外来
16:00頃 病棟夕方回診
17:00 16:30 エコーカンファレンス、
17:30 内視鏡カンファレンス
18:30 リサーチカンファレンス(隔週)
肝胆膵外科・放射線治療科・放射線診断部との合同カンファレンス   治験
カンファレンス
 

先輩レジデントからのメッセージ

梅本 久美子(がん専門修練医1年目)

当科では外来診療、化学療法、胆膵の内視鏡・経皮的処置等々、充実した研修を行うことができます。肝胆膵領域のスペシャリストの先生方の指導下にありながら、互いに切磋琢磨し、研修できることは刺激的です。

肝胆膵の腫瘍についてマネージメントすることは、消化器内科医として必要不可欠です。もちろん、消化器内科医以外の先生方で、研修のアレンジも可能です。
ぜひ半日でも1日でも見学にいらしてください!

各長からのメッセージ

肝胆膵内科長 池田 公史

臨床、研究、インターベンション治療、いずれも国内トップクラスの研修が可能です。我々とともに肝胆膵オンコロジーの未来を切り開いていきましょう。