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国立がん研究センター 東病院

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緩和医療科

レジデント1日体験プログラム 緩和医療科

東病院 緩和医療科のPRポイント

活動内容

当科の活動は、緩和ケア病棟、支持療法チーム、緩和医療科外来、に大別されます。

緩和ケア病棟

当院の緩和ケア病棟は、在宅療養を困難にする症状のコントロールを積極的に行うことで在宅療養を支援する、急性期型の緩和ケア病棟を目指しています。その結果、全国の緩和ケア病棟の平均在院日数は約36日ですが、当院における平均在院日数は約16日です。また、1年間の入院患者数は500名前後であり、より多くの困っている患者さんが利用できるように心がけています。

支持療法チーム

担当科との連携を大切にしながら、看護師、薬剤師とともに、精神腫瘍科や放射線治療科、整形外科(リハビリテーション)、歯科相談支援センター(メディカルソーシャルワーカー)など多職種で協働し、当院に入院中の患者さんおよびそのご家族に対して専門的な緩和ケアの提供を行っています。緩和医療科への依頼件数は、1年間で300例を超えており、様々なつらさへの対応が求められます。痛みの緩和が困難な症例では、必要に応じて硬膜外鎮痛法やくも膜下鎮痛法などの麻酔科的鎮痛法も積極的に行っています。

緩和医療科外来

外来においては、できるだけ多くの患者さんが必要な時に専門的な緩和ケアを受けられるように、外来日を週5日に設定し、外来機能の充実を図っています。その結果、当科の外来は、年間400名前後の新規患者さんが受診されています。また、当科は抗がん治療中からの専門的な緩和ケアの提供に特に力を入れており、新規患者のうち抗がん治療中またはサバイバーである患者さんが約3~4割です。

研究

患者さんやご家族が安心して、いつでもどこにいても適切な緩和ケアを受けることを目標に、緩和ケア/支持療法に関する研究を行っています。

  • がん患者の倦怠感や悪液質、痛み、息苦しさなどの症状に関する研究
  • がん治療早期からの緩和ケア提供システムに関する研究
  • 地域緩和ケアシステムの構築に関する研究
  • 系統的な苦痛のスクリーニング手法確立のための研究
  • 医療用麻薬の使用の実態を把握する研究

また当科が独自に取り組んでいる研究の他にも、国内外で行われている多施設共同研究にも積極的に取り組んでいます。当センターは研究を学ぶ環境も整っており、希望がある場合には緩和ケア/支持療法に関する研究に取り組んでいただけます。

教育体制

緩和医療科は、「がんになっても安心して過ごせるまちづくり」を目標に、さまざまな視点から緩和ケアに取り組んでいます。緩和ケアに必要な幅広い知識と技術を得るために、当科でのローテーション研修は多岐にわたる選択肢から選ぶことが可能です。たとえば、地域緩和ケア研修として、当院と連携している在宅療養支援診療所において在宅医療の研修が1カ月単位で可能です。

また、当科は身体症状の緩和だけでなく、気持ちのつらさや精神症状の評価・対応を行えることにも重点を置いて教育・研修を行っており、精神腫瘍科での研修が可能です。さらに、抗がん治療を行う内科・外科をはじめ、放射線治療科放射線診断科(IVR)での研修や、国立がん研究センター中央病院での研修を行うことも可能です。

メッセージ

本プログラムのほかにも、精神腫瘍科と合同で、7月13日(木曜日)および7月14日(金曜日)に「緩和医療科・精神腫瘍科レジデント1日体験プログラム(PDF:382KB)」を行います。詳細はプログラム紹介、Facebookページに掲載予定です。

1日体験プログラム情報

複数日程の体験

お勧めの曜日・プラン

体験プログラム1日のみの希望は火曜日、2日間を希望する場合は火・水または水・木をお勧めしています。

対応の難しい日

なし (お問い合わせください)

1週間のスケジュール

 
8:30          
9:00 病棟業務見学 症例検討会 支持療法チームカンファレンス 病棟業務見学または 支持療法チーム 回診 病棟業務見学
10:00 外来(再診)同席 病棟業務見学
13:00 病棟回診  
14:00 病棟カンファレンス 病棟カンファレンス 病棟カンファレンス 病棟カンファレンス 病棟カンファレンス
16:00 病棟業務見学
または
外来(新患)同席
支持療法チーム
回診または
外来(新患)同席
病棟業務見学
または
外来(新患)同席
支持療法チーム
回診または
外来(新患)同席
病棟業務見学
17:00       緩和医療科合同
カンファレンス
 
18:00 多施設緩和ケア
抄読会
19:00  

先輩レジデントからのメッセージ

上原 優子(がん専門修練医2年目)

私は学生の時から緩和医療を学びたいと思っており、昨年度から修練医として研修しています。当院は昔からレジデント教育体制が整っており、安心して研修ができます。緩和医療科には、元々の専攻科として、内科の先生はもちろん、自分と同じ麻酔科の先生や精神科の先生がおり、実臨床で必要なことから専門的なことまで、幅広くたくさん教えていただいています。是非一度見学にいらして、職場の雰囲気を感じて頂けたらと思います!

各長からのメッセージ

緩和医療科長 松本 禎久

緩和ケア病棟、支持療法チーム、緩和医療科外来と、病院に求められる専門的な緩和医療の機能を全て有しています。診断時から終末期にいたるまで包括的な緩和医療を学んで、エキスパートを目指しましょう。