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国立がん研究センター 東病院

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研究について

放射線治療・陽子線治療グループの研究活動は、1.臓器の機能と形態を温存した治療法に関する臨床研究、2.化学療法・手術療法との併用による局所制御率向上に関する臨床研究、3.緩和ケアにおける放射線治療の意義に関する臨床研究、4.病院設置型医療専用陽子線治療装置に関する基礎的臨床的研究、5.放射線治療・陽子線治療の増感効果やゲノム関連情報を用いた基礎的臨床的研究に大別されます。

  1. 臓器の機能と形態を温存した治療法については、主として頭頸部がんを対象に、
  2. 化学療法・手術療法との併用による治療成績の向上については、主として肺がん、食道がん、膵臓がん、直腸がんなどを対象に、
  3. 緩和ケアについては、主として有痛性骨転移を対象に、研究が行われています。
  4. 陽子線治療においては、頭頸部がん、頭蓋底腫瘍、非小細胞肺がん、食道がん、肝細胞がん、前立腺がん、小児がんなどが主たる対象です。
  5. 増感効果に関する研究は頭頸部がん、食道がん、ゲノム関連情報を用いた研究は頭頸部がん、肺がんが主な対象です。

現在放射線治療科で行われている主な臨床試験は以下の通りです。

  • JCOG1008
    局所進行頭頸部扁平上皮癌術後の再発ハイリスク患者に対する3-Weekly CDDPを同時併用する術後補助化学放射線療法とWeekly CDDPを同時併用する術後補助化学放射線療法に関するランダム化第2/3相試験
  • JCOG1208
    T1-2N0-1M0中咽頭癌に対する強度変調放射線治療(IMRT)の多施設共同非ランダム化検証的試験
  • JCOG1212
    局所進行上顎洞原発扁平上皮癌に対するCDDPの超選択的動注と放射線同時併用療法の用量探索および有効性検証試験
  • JCOG1408
    臨床病期IA期非小細胞肺癌もしくは臨床的に原発性肺癌と診断された3センチメートル以下の孤立性肺腫瘍(手術不能例・手術拒否例)に対する体幹部定位放射線治療のランダム化比較試験
  • PIT-2
    縦隔リンパ節転移を有するIIIA期肺原発扁平上皮癌に対する術前導入療法としてのCDDP+TS-1+同時胸部放射線照射(45Gy)後の手術の第II相試験
  • CREST(SST)
    Superior sulcus tumorに対する術前導入療法としてのCDDP+ TS-1+同時胸部放射線照射(66Gy)後の手術の有効性検証試験
  • WJOG-5308L
    N2非小細胞肺癌に対する導入化学放射線療法
  • EC-CPT-P1
    臨床病期IB/II/III(T4を除く)食道癌に対する陽子線治療を用いた根治的化学放射線療法の第I相試験
  • JCOG1109
    臨床病期IB/II/III食道癌(T4を除く)に対する術前CF療法/術前DCF療法/術前CF-RT療法の第III相比較試験
  • JROSG 12-1
    頸部食道癌に対する強度変調放射線治療(IMRT:Intensity Modulated Radiation Therapy)を用いた化学放射線療法の多施設共同第2相臨床試験
  • HTC001-04
    切除不能、局所療法不適の肝細胞癌に対する陽子線治療の多施設共同臨床試験
  • HTC001-05
    切除不能かつ化学療法非奏効または不耐例の肝内胆管癌に対する陽子線治療の多施設共同研究
  • JCOG1315C
    切除可能肝細胞癌に対する陽子線治療と外科的切除の非ランダム化同時対照試験
  • PC001-01
    所限局性前立腺がん中リスク症例に対する陽子線治療の多施設共同試験

陽子線治療に関しては、全国の粒子線施設において全例登録を行っております。当院でも陽子線治療に関わるデータを登録し、将来の治療に役立てられる様、また、陽子線治療の保険収載を目指し、研究を行っております。

さらに、近年では放射線治療の品質保証に関する研究に力を注いでいます。
放射線品質管理室

また、放射線治療による皮膚障害のケアなど、QOL向上を目的とした支持療法の開発にも重点的に取り組んでいます。

  • 放射線皮膚炎グレーディングアトラス(関連ファイルをご覧ください)
    放射線皮膚炎の重症度を判定する基準になる写真集(注:医療者向け)

関連ファイル

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