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国立がん研究センター 東病院

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診療について

診療内容

すべての症例の治療方針は、毎週火曜日・水曜日に行われる呼吸器外科、呼吸器内科、放射線診断科、放射線治療科の医師によるカンファレンスで決定しています。

切除術式の大半を占める肺葉切除では、ビデオ胸腔鏡による補助のもと、根治性と安全性、低侵襲性のバランスが取れた手術を行っています。完全鏡視下手術も行っています。

患者さんの回復は速やかで、肺葉切除後の入院期間も通常5~8日です。

原発性肺がんに対して、病状に応じて縮小手術(楔状切除や部分切除、区域切除、単純肺葉切除)や標準手術(リンパ節郭清を伴う肺葉切除や肺全摘術)を行っていますが、気管支形成術や周囲の臓器の合併切除術、術前・術後の補助化学療法も積極的に行っています。

 手術症例(2015・2016年)     

肺がん

362

389

縦隔腫瘍

22

35

転移性肺腫瘍

78

61

良性肺腫瘍

24

14

その他

37

46

合計

523

545

原発性肺がんに対する切除術式(2015・2016年)

肺葉切除

268

307

肺全摘

10

12

(うち気管支形成)

(18)

(12)

区域切除

39

18

部分切除

38

39

その他

7

13

合計

362

389

手術死亡率

2012年から2016年の原発性肺がんに対する切除術に伴う術後30日以内の死亡は、1,651例中11例(0.67%)と良好な成績を保っています。

呼吸器外科手術例の生存率

肺がんの病期

期とはがんの進み具合の程度(進行度)を示す言葉です。よく英語でステージといわれます。肺がんの病期は、潜伏がん、0期、IA期、IB期、IIA期、IIB期、IIIA期、IIIB期、IV期に分類されており、数が多くなるほどより進行した病状で、治しにくい状況です。

潜伏がん、0期で肺がんが見つかることはきわめてまれです。I期~IV期の肺がんはがんの大きさ(T因子)、リンパ節への広がり(N因子)、他の臓器への転移の有無(M因子)の組み合わせによって病期が決められています。

手術数の推移

国立がん研究センター東病院呼吸器外科における手術症例数(過去12年間)の推移

国立がん研究センター東病院呼吸器外科における手術症例数(過去12年間)の 推移

臨床病期別生存率(Ver.7)
肺がん切除例の臨床病期別生存曲線(2000年1月から2010年12月 手術症例)

臨床病期とは、CTを主とした画像診断により、肺がんの進行度を示した分類です。

臨床病期別生存率(Ver.7)

病理病期別生存率(Ver.7)
肺がん切除例の病理病期別生存曲線(2000年1月から2010年12月 手術症例)

病理病期とは、手術で切除した標本により、病理学的に進行度を診断した分類です。

病理病期別生存率(Ver.7)