前立腺がん K1214
Prostate
治験情報
対象となるがん
前立腺がん
使用される新薬(治験薬)
アベマシクリブ(経口剤)
実施方法(治験のデザイン)
第III相試験(国際共同治験)
- A群:アベマシクリブ+アビラテロン+プレドニゾロン
- B群:プラセボ+アビラテロン+プレドニゾロン
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群又はB群のいずれかの治療を受けることになります。
注:プラセボとは
形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副
作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0又は1である方
- 組織診で前立腺がんであることが確認された方
- 以下に適宜する高リスク転移性疾患のどちらか一方又は両方を有する方
・4つ以上の骨転移がある
・1つ以上の内臓転移がある - アンドロゲン除去療法中又は両側精巣摘出術後である方
- アベマシクリブ又はその他のCDK4及びCDK6阻害剤の前治療歴がない方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
松原 伸晃