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国立がん研究センター 東病院

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核医学業務

陽子線棟2階にある放射線管理区域ホットラボ室にて放射性医薬品(放射性同位体で標識された医薬品)の管理に携わっています。

PET(Positron Emission Tomography)検査用薬の製造および品質管理

  • PET(Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)検査に用いられる放射性医薬品は、半減期が非常に短いため病院内で製造されています。
  • 当院ではPET検査部門に専任の薬剤師(核医学薬剤師)を配置し、放射性医薬品の製造においてGMP準拠し万全を期すとともに、新しい放射性医薬品を用いた最新のPET検査にも対応できる体制を整えています。

設備など

  • FASTLAB(r):PET(陽電子放射断層撮影装置)検査で使用する放射性薬剤を自動合成する装置(放射性医薬品合成設備)
  • 無菌調製室
  • 分注用アイソレーター及び自動分注システム
  • 写真1
  • 写真2

管理体制

  • 製造管理者:山口 正和(薬剤部 薬剤部長)
  • 品質管理責任者:加納 大輔(薬剤部 試験検査主任)
  • 製造管理責任者:望月 伸夫(薬剤部)

治療用あるいは検査用放射性医薬品の調製

主に扱う治療用の放射性医薬品

  1. 塩化ラジウム(223Ra)注射液
    (骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌の治療)
  2. 塩化ストロンチウム(89Sr)注射液
    (骨転移部位の疼痛緩和)
  3. ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル
    (甲状腺がん術後の残存病変に対するアブレーション療法)
  4. イットリウム(90Y)イブリツモマブ チウキセタン(遺伝子組換え)注射液
    (CD20陽性の低悪性度非ホジキンリンパ腫の治療)など

主に扱う検査用の放射性医薬品

  1. フィチン酸テクネチウム(99mTc)注射液
    (乳癌におけるセンチネルリンパ節の同定など)
  2. ヒドロキシメチレンジホスホン酸テクネチウム(99mTc)注射液
    (骨疾患の診断)
  3. インジウムペンテトレオチド(111In)注射液
    (神経内分泌腫瘍の診断)
  4. ガラクトシル人血清アルブミンジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTc)注射液
    (肝臓の機能及び形態の診断)
  5. メルカプトアセチルグリシルグリシルグリシンテクネチウム(99mTc)注射液
    (腎及び尿路疾患の診断)
  6. ジエチレントリアミン五酢酸テクネチウム(99mTc)注射液
    (腎疾患の診断)

などを始めとして多種多様な治療・検査用薬を扱っています

放射性医薬品を用いた治療・検査における薬学的な管理・指導

  1. 治療・検査を受けられる患者様への説明
  2. 治療薬のレジメンチェック(スケジュール、投与開始基準、投与量などの確認)
  3. 治療薬の調製前面談(体調、副作用症状の有無の確認、生活指導など)