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国立がん研究センター 東病院

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先輩メッセージ

国立がん研究センターのレジデント正規コースは、45年以上の歴史を持ち、医師専門研修制度としても日本有数の伝統を誇っています。1992年に東病院が設立してから20年以上、数多くのレジデント卒業生が排出され、国内外で活躍されてきました。

様々なレジデント卒業生の「今」と、レジデント生活の「まっただ中」にいる先輩方のメッセージをご覧いただき、今後のキャリアパス形成の参考にしてください。

卒業レジデントメッセージ

佐竹 悠良(第18期消化管内科レジデント)

神戸市立医療センター中央市民病院
腫瘍内科副医長 佐竹 悠良

「東病院ならスタメンとレジデントが同じピッチに立つことができる」がんセンター東病院は、希望があればローテーションによりがん診療全般に対して研鑽することができ、レジデント3年目に自らの専門領域の若頭(チーフ)として帰ってくることで、それまで得てきたものを思う存分発揮できる3年目レジデントのための施設である。私はがんセンターに医歴5年目で来るまで、満足に学会発表もしたことがなかったが、スタッフの指導のもと、人生初の海外学会発表(しかもoral presentationである)を経験したことを皮切りに、日本語でも書いたことがなかった論文を英語で書きあげる機会を得ることができ、結果的には思いがけず、その研究により博士学位までいただくことになった。だが、一番の収穫は何と言ってもレジデントとして在籍した3年間に得られた貴重な人間関係だろう。

当時、仲の良かった上級レジデントが「サッカーW杯をテレビで観戦するだけではなく、控え選手かもしれないが同じピッチに立つ経験ができるのが東病院だ」と言っていたことが今でも忘れられない。エビデンスがいかにして作られるか、日本のみならず世界ではどんなことが検討されているのか、’W杯を生で観てみたい’、’好きな歌手と同じステージに立ってみたい’、はたまた ’がんセンターと(大学)病院は何が違うのだろう?’と思う気持ちが少しでもあれば、是非見学だけでも行ってみてほしい。(第18期消化管内科レジデント)

中山 雄介(第21期肝胆膵外科レジデント)

大津赤十字病院
外科 中山 雄介

「充実した教育体制で、得難い経験を」私は、国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科で2012年4月~2017 年3月までレジデント、がん専門修練医として勤務していました。東病院の肝胆膵外科の魅力は、一言でいうと教育体制が整っていることです。肝胆膵外科の手術は高難度手術が多く、他施設では手術執刀はもちろんのこと担当医になって治療に携わる機会も少ないと思います。しかし、東病院肝胆膵外科では、豊富な経験を有するスタッフの指導のもとに、担当医のレジデントが一緒に治療に当たります。術前診断や手術適応の判断、手術。そして術後管理から病理診断までを、万遍なく経験・学習することが可能です。もちろん膵切除や肝切除を含む高難度手術を執刀医として担当できる機会も非常に多く、得難い経験ができることは間違いありません。また、学会発表や論文作成に関しても充実したサポート・指導体制が整っています。肝胆膵外科に興味があり、進路に迷われている先生方は、是非一度見学に行くことをお勧めします。(第21期肝胆膵外科レジデント)

板垣 麻衣(第2期薬剤師レジデント)

厚生労働省保険局医療課
板垣 麻衣

「レジデント時代に得られた数多くのこと」東病院薬剤部は、いつも新しい試みを模索し、現在まで多くを創りあげてきました。このように新しい業務の立ち上げには原動力となる若い力、レジデントの存在が重要な役割を担っています。かくいう私もレジデント制度の卒業生ですが、自分を振り返って最も成長を実感できた時期は、やはりレジデントの時だったと思っています。多くの患者さんと出会い、時にその死に触れ、自分の無力さを感じることもありました。もっとできることはなかったか、と常に顧みることで、医療者として多くのことを患者さんから教わり、成長していくことができました。
レジデントを希望するみなさんへ。患者さんを想う強い気持ちこそが、きっと多くの学びを与えてくれます。また、同じ志を持つ仲間との出会いは、かけがえのない財産になるでしょう。私も今は東病院を離れていますが、いつも仕事の先には患者さんがいると思う気持ちは変わりません。
明日のよりよいがん医療を、東病院の皆と一緒に創っていきませんか?(第2期薬剤師レジデント)

先輩レジデントメッセージ

レジデント1年目

内藤 智之(呼吸器内科・レジデント1年目)

日本を代表するがん専門病院での研修を希望し、先輩ドクターから国立がん研究センター東病院を勧められ、レジデントコースを選択しました。東病院に来て1年目ですが、充実した研修を送っています。レジデント制度の歴史は長く、指導体制が整っていますので、安心して診療に臨めています。

ローテーションは、内科・外科・病理科・放射線科・緩和ケア科などが可能で、がん診療を総合的に学ぶことができ、がん薬物療法認定医の資格などの取得が可能です。

また東病院の特徴として、標準治療だけではなく、治験や臨床試験に多く参加しており、新薬や既存薬剤の新しい使用方法についても学べます。

東病院から都心へのアクセスも比較的良く、住みやすい環境もあります。興味のある方は、是非見学にいらしてください。

レジデント2年目

南出 竜典(消化管内視鏡科・レジデント2年目)

私は市中病院の消化器内科での後期研修を経て、現在正規レジデントとして勤務しております。レジデントを経験された先輩医師より、専門性が高く充実した研修制度について伺い、東病院での研修を志しました。診療科や出身の違いこそあれ、レジデント同士は助け合いながら日々の診療に取り組んでおり、様々なバックグラウンドの医師と仲良くなることができるのもメリットかと思います。私が所属する消化管内視鏡科は、これまでNBIやESDといった様々な診断・治療法を生み出し、数多くの臨床研究を実施してきた経緯があります。私自身まだまだ未熟ではありますが、的確かつ親身に指導をして下さるスタッフの先生方の下、今後は臨床能力を磨くことに加え、研究の面でも意義のある結果を出したいと考えています。若い力で一緒に東病院を盛り上げていきましょう!

阿部紀子(薬剤部・レジデント2年目)

今年で12年目を迎える東病院の薬剤師レジデントでは、3年間にわたり、抗がん剤調製、調剤、注射、通院治療センター、治験、DI、製剤、病棟とすべての業務を回れるよう綿密なカリキュラムが組まれています。東病院の良い点は、3年目に各診療科配属になり医師の外来診察に同席できることです。求められるレベルは高く、猛勉強の日々となりますが、薬剤師として、医師に頼られ、患者さんのより良い治療に貢献できることがやりがいです。また、研究にも力を注いでおり、一から手法を学び、論文発表に持っていくことも出来ます。

当院は日本のがん治療を牽引する医師や薬剤師が集まっておりますが、快活で熱血な雰囲気です。やりたいことは、必ず実現できる環境だと思います。

患者さんの為に、私達と一緒に充実した日々を過ごしませんか?

レジデント3年目

工藤 雅史(肝胆膵外科・レジデント3年目)

3年前に全国でも屈指の手術件数を誇る国立がん研究センター東病院に見学に来ました。その時に先輩レジデントから「技術を習得しに来るのは当たり前。Academicな外科医じゃなきゃダメだ。」とアドバイスされ、東病院に決めました。

最先端のがん研究に携わり、ガイドラインより進んだ治療を患者さんに提供しています。毎朝、抄読会や勉強会、症例検討会などのカンファレンスが開かれています。連携大学院を利用して、学位取得も可能なシステムも魅力です。今年は次世代外科・内視鏡治療開発センター(NEXT棟)も開設され、広く、新しい手術室で技術を学んでいます。
全国から集まった志の高いレジデントと切磋琢磨しながら、忙しい日々を過ごしています。3年前に決断した私の選択は間違えではなかったと断言できます。皆さんも一緒にacademicな外科医を目指しませんか。

安田 華世(消化管内科・レジデント3年目)

国立がん研究センター東病院の魅力、それは何よりもここで働く「医師」だと言えます。3年前の夏、レジデントの先輩方が中心となり、治療について活発に議論する姿に憧れ、東病院に来ました。実際に働き始めると、先輩方の優秀さは予想以上で、特に治験も盛んな当科の会話はまるで宇宙語のようでした。それでも、日々のカンファレンス、抄読会や診療についての議論を経て、少しずつ理解できるようになりました。

東病院には全国各地から患者さんが集まりますが、他施設では治療が困難な方も多くいらっしゃり、癌診療について幅広い経験が身につきます。臨床と研究双方の豊富な知識と経験を持つスタッフの先生方もたくさんおられ、内科外科の治療連携もカンファレンスを通して密に行われています。

ハイレベルな環境で、医師として大きく成長するために、東病院でぜひ一緒に研修しましょう。