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国立がん研究センター 中央病院

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即時適合型体外照射

技術の概要

放射線治療装置において、コバルト60線源と超電導低磁場発生装置を組み合わせることで、従来は不可能であった軟部組織の描写力及び照射中での3次元解剖学的構造をリアルタイムで獲得し、腫瘍や重要組織の動きを把握しながら高精度放射線治療が可能となりました。

  • MRIdian(メリィディアン)放射線治療システムの画像

    MRIdian(メリィディアン)放射線治療システム

  • 3次元解剖学的構造を照射中もリアルタイムに獲得の画像

    3次元解剖学的構造を照射中もリアルタイムに獲得

対象疾患名

放射線治療部位に限局した固形腫瘍、または放射線治療対象部位以外の病変が制御された固形腫瘍

現在当該疾患に対して行われている治療との比較

MRIdian放射線治療システムの特徴

  • 放射線照射中にリアルタイムで照射部位およびその周辺臓器の3次元解剖的情報が得られ、その情報をもとに照射制御が可能で、呼吸などにより3センチメートル上移動する腫瘍も、腫瘍に絞り込んで放射線治療が可能となります。
  • MRIで継時的に3次元画像を得て放射線治療を行い、そのMRI画像を放射線治療計画に用いることができるため、放射線治療中に体重減少や腫瘍縮小のため線量分布に相違が出現する患者の治療計画最適化が容易であり、治療計画をその場で策定するAdaptive Radiation Therapy(即時最適型治療)技術が応用できます。

従来の放射線治療装置との比較

  • 従来の放射線治療装置では軟部組織の描写力が乏しく、且つ照射中にリアルタイムに腫瘍・重要臓器を把握できません。
  • 従来の治療では4時間以上要したAdaptive Radiation Therapy の計画が20分以内で可能となります。
  • 軟部組織の描出力:一般的な治療装置の画像

    軟部組織の描出力:一般的な治療装置

  • 軟部組織の描出力:MRIdian放射線治療システムの画像

    軟部組織の描出力:MRIdian放射線治療システム

MRIdianによる放射線治療の利点

放射線治療直前のMR画像を用いて放射線治療の線量分布評価が行われるの画像

放射線治療直前のMR画像を用いて放射線治療の線量分布評価が行われる

  • 腫瘍が照射範囲から外れている場合、放射線が出ないの画像

    腫瘍が照射範囲から外れている場合、
    放射線が出ない

  • 腫瘍が照射範囲に留まると放射線治療が再開されるの画像

    腫瘍が照射範囲に留まると
    放射線治療が再開される

診療報酬上の取扱い

  • 健康保険適応外
  • 自由診療にて実施(210万円:税込)
  • 先進医療申請準備中