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国立がん研究センター 中央病院

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造血幹細胞移植科

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造血幹細胞移植科について

当院における骨髄移植は1990年代にその取り組みが始まり、1999年に26床を有する現在の12B移植専用病棟に移ってからは年間100件前後の移植を行っています。常勤の移植専門スタッフ医師7人と副担当医4人から6人を中心に、さまざまな移植治療を行うと同時に、わが国の患者さんに合った移植方法の開発、新たな治療薬の導入や全国の患者さんやご家族へ最新情報の発信にも精力的に取り組んでいます。

2016年末までに行われた造血幹細胞移植の延べ件数も2,000件(同種移植は1,500件)を超え、今では国内最大規模の移植センターとなっています(表:年次別移植施行数)。当院の移植の特徴の一つには、率先して開発にあたったミニ移植があり、移植前処置を弱くしてあるため高齢者や合併症のある患者さんでも移植を受けられるケースが増えています。また最近はHLA一致血縁ドナーや骨髄バンクドナーからの移植以外に、臍帯血移植やHLA半合致血縁ドナーからの移植の件数も増えてきています。

表.年次別移植施行数 (2017年4月更新)

 2006
以前
2007200820092010201120122013201420152016合計
同種移植 非血縁骨髄 209 46 48 59 60 53 46 53 52 37 18 681
同種移植 非血縁末梢血幹細胞 1 0 1 0 0 0 3 5 6 7 12 35
同種移植 非血縁臍帯血 52 6 1 5 1 4 8 8 9 24 25 143
同種移植 血縁骨髄 64 3 5 2 5 2 0 1 2 0 2 84
同種移植 血縁末梢血幹細胞 370 26 22 27 24 17 15 20 24 19 26 590
同種移植 血縁(うちHLA半合致移植) (10) (0) (1) (1) (2) (1) (2) (6) (9) (8) (9) (49)
同種移植 同種移植総数 694 81 77 93 90 76 72 87 93 87 83 1533
自家移植 326 28 8 18 19 25 25 23 10 19 18 519
年間総移植件数 1020 109 85 111 109 101 97 110 103 106 101 2052

当院の特徴として悪性リンパ腫に対する同種移植の割合が高いことが挙げられます。その中でも成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)が最も多く、本邦でも有数のATL移植施設と言えます。ATLに関しては東京大学医科学研究所のグループとも連携して化学療法から移植までを一連の治療体系として取り組んでおります。ATLに対しての治療や移植に関連したご相談なら何でも対応していますので、相談ごとや知りたいことがある方はどうぞご連絡ください。(希少がんホットライン 03-3543-5601)