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国立がん研究センター 中央病院

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大腸CT検査

概要

大腸CT検査は、肛門から炭酸ガスを注入し大腸を拡張させ、最新のマルチスライスCT装置で撮影する検査法です。この撮影により得られた大腸の3次元画像や通常のCT画像をもとに、大腸がんや大腸ポリープを見つけることができます。他の大腸検査法と比較して、苦痛がなく短時間で大腸を検査する事が可能です。欧米では大腸CTの普及が進んでおり、“CTコロノグラフィー(CTC)”として大腸がん検診への応用が一般的になっています。

長所・短所

大腸CTの長所は他の検査と比べ、前処置や検査の負担が少なく、診断精度が高い方法として有用な大腸の診断法です。特に高齢者や、過去に大腸内視鏡の挿入が困難であった方に推奨されます。検査の時に注入された炭酸ガスは、腸管から速やかに吸収されるため、検査後の腹部膨満や腹痛はほとんどありません。短所としては組織の採取ができないため、病変が指摘された場合は大腸内視鏡が必要となります。またCT撮影に伴う被曝があるため、妊娠の可能性がある方は受けられません。当センターでは最新のCT低被曝化技術を導入し、安全性の高い大腸CTを行っています。

偶発症(有害事象)

他の大腸検査と同様に前処置が必要となります。検査前日の昼食と夕食は検査食をとっていただき、食後に少量の造影剤を飲料水と一緒に飲んでいただきます。また、検査前日の夕食後および就寝前に下剤を服用してください。検査が午後の場合、検査当日の朝食は検査食をとり、食後に少量の造影剤を水と一緒に飲んでいただきます。十分に排便していただいた後に検査となります。検査の際に大腸の動きを止める薬(鎮痙剤:ブスコパン)を使いますが、緑内障、前立腺肥大、心臓病、甲状腺機能亢進症の経験のある場合は副作用の関係で、薬の使用を控えますので必ずお申し出ください。また鎮痙剤の影響で目のちらつきが残る場合があり、検査当日の車やバイクの運転は絶対にご遠慮ください。