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国立がん研究センター 中央病院

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看護部長ごあいさつ

那須和子看護部長写真

国立がん研究センター中央病院は、1962年日本のがん医療の中核病院として創設されました。2010年の独立行政法人化を経て、これまで50余年、看護部では「患者のニーズを大切にした最良のがん看護を創造し、提供する」ことを理念とし、がん看護の実践と発展に努めてまいりました。

「がん治療を受けるなら国立がん研究センターで」と、多くの声をいただきます。この期待に応えるべく、私たち看護師は豊富な知識と確かな技術、そして豊かな人間性をもって、がん患者さんが抱える問題に真摯に向き合っていく必要があると考えております。

当院の看護部には、技術と知識を向上させるしっかりとした教育プログラムがあります。がん看護の専門性を高めるためのコースや、がん救急、緩和ケア、在宅支援、チーム医療など、多角的な視点をもってがん看護が提供できるように構築されています。がん看護に熱い思いを抱く看護師一人一人が確かなキャリアを積み重ね、現在も看護実践・教育・研究などのあらゆる分野で力を発揮しています。

しかし、それらは全てジェネラリストとしての能力と、人間としての成長の上に成り立つと考えております。私自身、当院で看護師としてスタートいたしました。その後、救急病院その他さまざまな領域で看護経験を積むことになったときにも、立ち返る姿勢は常にがん看護と同じでした。患者さんにとっての最良の治療・看護は何か、患者さんやご家族の気持ちにどう寄り添うかを学んだことがその後の看護の原点となりました。当院で看護を経験した人は、他のどんな環境においても実践力の高い看護師になると確信しています。

国民の2人に1人はがんに罹患する時代となり、現在は「がんと共に生きる時代」とも言われます。医療や社会全体の変化から、がん患者さんの療養生活は入院のみならず外来や在宅へと多岐にわたってきています。私たちも専門職としての自覚を持ちながら、がん医療・がん看護のすそ野を広げる活動に貢献していくことで、力を発揮していく時代となりました。当院でも看護師による自発的な活動の輪がいくつも広がっており、新しいがん看護の力を生み出す活力となっています。

新たに看護の道を目指す人には、看護師として、社会人として、さらには一人一人が人として成長していくようサポートいたします。また、がん看護の道へ志をもってこられる経験者の方には、同じ志をもつ仲間とともに各々の経験を尊重し、共に学び歩むことでキャリアアップを図っていただきたいと思います。当院で働く全ての看護師が自ら成長し、日本のがん看護をリードしていくことが私の心からの願いであり、また看護部全体の思いです。

国立がん研究センター中央病院
看護部長 那須 和子