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国立がん研究センター 中央病院

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CT検査

CT検査とは

CTとは、Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略です。X線を発する管球とX線検出器がドーナツ状の架台内を回転しながらデータ収集し、人体の輪切り画像をコンピューターによって再構成する装置です。この装置の寝台に寝た状態でCT検査を行います。近年の技術進歩により、広い撮影範囲をより早く、より詳細なCT検査が可能になりました。 また、当院では世界に先駆けて従来のCTよりも飛躍的に画質が向上した超高精細CTも導入しました。

画像データから任意断面像やカラー3次元画像、血管像(下図)を作成し、詳細な診断情報を提供しています。
また最新の画像再構成方法である逐次近似再構成を採用し、高画質と被験者の被ばく線量低減を両立させ、特に幼児や経過観察にて複数回CT撮影を行う方への配慮も行っております。

当院のCT撮影装置

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    TOSHIBA社
    Aquilion PRIME (3台)
    (0.5x80列マルチスライスCT)

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    TOSHIBA社
    Aquilion Precision (1台)
    (0.25x160列超高精細マルチスライスCT)

  • 胸部CT

    胸部CT(矢印:肺がん)

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    腹部造影CT(矢印:肝細胞がん)

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    頭部(脳腫瘍)の3次元画像

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    胸部CT(血管画像)

  • MLO(内外斜位方向撮影)

    腹部造影CT(血管画像)

  • 頭部(脳腫瘍)の3次元画像

    頭部造影CT(血管画像)

CT検査の注意事項

下記に該当する方は、事前に担当医師、または検査室に問い合わせください。検査を行えない場合があります。

  • 心臓ペースメーカーを使用している方
  • ICD(植込み型除細動器)を使用している方
  • 妊婦または妊娠の可能性のある方
  • 閉所恐怖症の方

注:造影CT検査については、下記に該当する方も事前に申し出てください。造影剤を使えない場合があります。

  • 以前に造影剤を用いた検査で副作用(気分不快、蕁麻疹など)を経験した方
  • 喘息の方
  • アレルギー体質の方
  • 糖尿病治療のための飲み薬を服用している方
  • 授乳中の方

検査予約時刻の2時間前から食事(固形物)をとらないでください。(主治医より別途に絶食の指示があれば、指示に従ってください。)

水分(お茶、ジュースなど)の制限はありません。検査当日は水分を多めにとるようにしてください。

検査当日、採血がある場合はCT検査前に済ませてください。

造影検査の場合には「同意書」が必要となります。診察時及び予約時に担当医師より渡されます。ご本人のご署名及び、副作用発生等の緊急時用に緊急連絡先の記載をお願いします。

造影剤について

造影剤は腕の静脈から注入します。造影剤注入時に全身が熱く感じますが、一時的なものですので心配ありません。まれに生じることがある副作用には、吐き気、かゆみ、くしゃみ、発疹といった軽度のものから、きわめて稀に起こる血圧低下や呼吸低下などショック症状に至るものまで様々です。あらかじめアレルギー反応を予測するのは不可能ですが、上記のような症状が生じたときには、すぐに担当の放射線科医師が適切な処置が行えるように待機しておりますので、ご安心ください。

検査中は装置付属のマイクやカメラを通して、検査室内の音声や様子をスタッフが操作室にて確認しております。もし変わったことがあれば、声を出したり、手を振ってお知らせください。

また、検査終了後、時間が経ってから(数時間~数日中)副作用の症状が出る場合もありますので、その場合には当院(03-3542-2511) 担当医にご連絡ください。

造影剤使用後は、入浴や食事等、日常生活に特に制限はありません。その他の検査などによる制限に従ってください。

CT検査室からのお願い

当センターのCT検査は予約制ですが、緊急検査の有無、混雑状況、患者様毎の検査状況により、予約時間通りに検査ができない場合があります。予約時間を守るように努めておりますが、開始時間が遅れる場合もありますので、ご了承ください。当日予約外CTについては予約患者様の合間にて検査を行いますのでお待たせする時間が長くなる事があります。(目安1~2時間)その他、ご不明な点がございましたら、スタッフにご相談ください。

CT検査の流れ

受付

4階放射線診断・IVRセンター受付にお越しいただき、一階受付で発行された計算カードをお出しください。受付で確認後、CT室待合にご案内いたします。当日、採血がある場合はCT検査前にお済ませください。なお、検査の都合で、開始時間が若干遅れる場合がありますのでご了承ください。

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更衣

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検査の順番がきましたら、更衣室にて着衣の金属製のもの(金属製のボタン、ファスナーや金属フックのついている衣服や下着など)を外して頂きます。金属のついていない服であればそのまま検査を行うことができます。ベルトやファスナーを検査台でずらしていただく場合があります。

造影の場合のルート確保

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造影剤を使用した検査(造影CT検査)を行う場合には、検査前に検査担当看護師が腕の静脈に針を刺して造影用の注入路を確保し、その上で順番を待っていただきます。また、検査の部位によっては、検査のための水を飲んでいただくことがあります。

CT撮影

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CT室入室後は、専用のベッドに寝ていただきます。専用ベッドをドーナツ状のCT装置の中に移動し検査を開始します。検査中はベッドが少しずつCT装置内の中を移動します。また、検査中は担当技師も検査室から操作室に移動していますが、マイクロフォンがあり、必要な時には声をかけていただければ、直ちに対応致します。

造影CT検査

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造影を行う場合には、予め確保された注入経路と造影剤の注入器を接続し、造影剤を注入しながら検査を行います。
この際、体が温かい感じがしますが、これは造影剤によるもので、心配はありません。検査時間は、造影剤を使わない単純CT検査で5分間、造影剤を使う造影CT検査で10分程度です。

検査終了 止血

検査終了後は、造影CT検査の場合には注射部位の止血を行います。単純CT検査の場合にはそのまま検査室を退出します。

Q&A よくあるご質問

Q1. 検査にあたって、食事制限はありますか?

A1. 検査予約時刻の2時間前から食事(固形物)をとらないでください。(主治医より別途に絶食の指示があれば、指示に従ってください。)水分(お茶、ジュースなど)の制限はありません。検査当日は水分を多めにとるようにしてください。

Q2. 検査時間はどのくらいかかりますか?

A2. 造影剤を使用しない場合は約5分、造影剤を使用する場合は 約10分程度かかります。

Q3. 検査時に体重を聞かれるのはなぜですか?

A3. 当院では、造影剤量を体重に応じて投与しています。 検査内容によっても変わりますが、体重と腎機能のバランスを考えて造影剤量を決定します。

Q4. 血液検査の結果を待って検査を行う場合がありますが、それはなぜですか?

A4. 血液検査の項目のうち腎機能の数値を参照・確認しているためです。 静脈を通して体内に注入された造影剤は尿中に排泄されます。 そのため腎機能の数値次第では、造影剤の使用を見合わせる場合や、減量、慎重投与する必要があるからです。また、血液検査は、採血した検体が検査部に回ってから50分~1時間程度で結果が出ます(採血室の込
み具合にもよります)ので、血液検査と同日に造影CT検査を受けられる場合には予約時間に十分余裕をもって来院していただくようお願いします。

Q5. 検査時に糖尿病の薬を服用しているかどうか聞かれるのはなぜですか?

A5. 糖尿病の薬のうちの一部に、造影剤と相性が良くないもの(例、メトグルコ 、グリコランなど)があるためです。それらの薬を服用していると、乳酸アシドーシスをきたす可能性があります。そのため、糖尿病の薬を服用中の方が造影検査を受けられる場合には検査前にスタッフによる確認をさせていただいております。

Q6. 検査時にペースメーカの有無について聞かれるのはなぜですか?

A6. ペースメーカのうちの一部に、X線が照射されると誤作動を起こすものがあります。機種確認の為、ペースメーカ手帳が必須となり、「手帳」の持参をお願いしています。持参のない場合、検査にて必要な撮影範囲を撮影出来ない、もしくは検査を中止する場合があります。