コンテンツにジャンプ
国立がん研究センター 中央病院

トップページ > 共通部門のご案内 > 放射線技術部 > 放射線治療技術室 > MRIdian(メリディアン)

MRIdian(メリディアン)

MRIdianとは

MRIdian (Viewray社)

MRIdian (ViewRay社)

MRIdianは、強力な磁石と電波を使用して体をさまざまな断面から見ることができる MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置と一体となった放射線治療装置で、外部照射を行います。当院はこれを日本で初めて導入しました。MRIはCTと比較して画像上で臓器の境界が分かりやすいメリットがあり、放射線治療では病巣位置の確認等に用いられています。MRIdianはMRIと一体となったことで、放射線の照射中もMRIを撮影し続け、腫瘍と周辺組織、リスク臓器をリアルタイムに観察しながら治療することが可能です。またアダプティブ放射線治療(注)のために設計されており、一体型のMRIを用いることで治療期間中の再計画をスムーズに行うことが出来ます。

注:アダプティブ放射線治療(ART:Adaptive Radiotherapy、即時適合型放射線治療)とは治療期間中の体形変化や病巣の大きさの変化、臓器の位置変化などにより放射線の照射が初期の計画通りにならない場合、治療期間の途中から再計画を行い、より最適な治療を続ける方法です。

リアルタイムMRI撮影下での治療

病巣(青線の範囲)の経時的な位置変化を装置が自動で認識するトラッキングを行うことが可能で、照射位置(赤線の範囲)に病巣が入った時のみ放射線が照射されます。治療方法は、強度変調放射線治療(IMRT)や定位放射線治療(SRT)に対応しています。

  • 照射位置(赤)から病巣(青)が外れており、放射線が照射されない

    照射位置(赤)から病巣(青)が外れており、
    放射線が照射されない

  • 照射位置(赤)に病巣(青)が入っており、放射線が照射される

    照射位置(赤)に病巣(青)が入っており、
    放射線が照射される