希少がんを知り・学び・集う「希少がんMeet the Expert」 第7回「胸腺腫・胸腺がん」 << 国立がん研究センター
希少がんセンター > イベント > 希少がんを知り・学び・集う「希少がんMeet the Expert」 第7回「胸腺腫・胸腺がん」

希少がんを知り・学び・集う「希少がんMeet the Expert」
第7回「胸腺腫・胸腺がん」



日時:2017年7月14日(金) 19:00〜20:30
場所:国立がん研究センター 中央病院 1F 希少がんセンター待合
講師:中央病院 呼吸器内科/希少がんセンター 後藤 悌



YouTube

当日の内容はYouTubeからもご覧いただけます。
●開会挨拶外部サイトへのリンク(準備中)
●講演外部サイトへのリンク(準備中)
●ディスカッション外部サイトへのリンク(準備中)
※クリックしたらYouTubeへ移動します。



希少がんを知り・学び・集うセミナー「希少がん Meet the Expert」第7回「胸腺腫・胸腺がん」が、平成29年7月14日に行われました。

今回の参加者数も、前回と同様に定員(30名)をはるかに超える約40名で、首都圏以外の遠方からも多く来られました。

(会場の様子)
(会場の様子)

まず開会にあたり、国立がん研究センター中央病院 病院長 西田俊朗 より挨拶がありました。

中央病院 病院長 西田俊朗
(中央病院 病院長 西田俊朗)

今回のテーマは、「胸腺腫・胸腺がん」で、国立がん研究センター中央病院 呼吸器内科/希少がんセンター 後藤 悌 による講義が行われました。

胸腺とは、胸骨の後方、心臓の上前部に位置するリンパ性器官です。胸腺腫と胸腺がんはかなり異なるものですが、あわせて「胸腺上皮腫瘍」と呼ばれています。症例数が少ないために、両方一緒に研究がされていること。発症は30歳以上(特に40〜70歳)に多く、大部分が無症状であること。胸腺腫の治療は、外科手術が基本であり、状況によって放射線治療や補助化学療法を行うこと。胸腺がんは、胸腺腫よりもさらに症例数が少なく、進行も速いがんであること。治療としては、手術での完全摘出を目指し、放射線治療や化学療法を追加すること。そのほか、最新の医療情報として、「プレシジョン・メディシン(遺伝子などを調べて、一人ひとりの特徴に合った治療を行う)」や、今後期待されている薬剤についてなど、詳しい解説がありました。

中央病院 呼吸器内科/希少がんセンター 後藤 悌
(中央病院 呼吸器内科/希少がんセンター 後藤 悌)

続いてディスカッションでは、講師である 後藤 悌 のほか、司会・進行役の国立がん研究センター 希少がんセンター 加藤陽子 などが加わり、参加者からの質問に回答しました。「プレシジョン・メディシンは胸腺がんに応用できるのか」、「放射線治療と重粒子治療の差」など、多岐にわたりました。非常に濃い内容のディスカッションとなり、参加された方も聞き入っていました。

参加者の質問に答える後藤医師   講演終了後にも多くの質問が寄せられました
(参加者の質問に答える後藤医師)
 
(講演終了後にも多くの質問が寄せられました)

参加者からは、「講義後のディスカッションは勉強になった」、「地方では、胸腺腫・胸腺がんのセミナーはほとんどないので参加しました」などの声がありました。ディスカッションの熱の入れようを見ても、患者さんやご家族が積極的に学んでいこうとしていることをうかがわせました。