12指-2 がん専門医療施設を活用したがん診療の標準化に関する共同研究
 
がん研究助成金タイトルバー
がん研究助成金 指定研究 指定研究一覧へ戻る

12指-2 がん専門医療施設を活用したがん診療の標準化に関する共同研究

主任研究者 国立がんセンター東病院 海老原 敏


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
海老原 敏
国立がんセンター東病院 病院長
全体計画と総括
山口 直人
国立がんセンター研究所 部長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
山城 勝重
国立札幌病院 科長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
横田 隆
国立仙台病院 医員
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
磯部 陽
国立病院東京医療センター 医長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
児玉 哲郎
国立がんセンター中央病院 部長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
津下 圭太朗
国立名古屋病院 室長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
辻仲 利政
国立大阪病院 医長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
古関 萬里
国立呉病院 医長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
谷水 正人
国立病院四国がんセンター 医長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
牛尾 恭輔
国立病院九州がんセンター 副院長
がん専門医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段の開発に関する研究
森谷 宣晧
国立がんセンター中央病院 医長
大腸がんにおける診断、治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究
斎藤 典男
国立がんセンター東病院 部長
大腸がんにおける診断、治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究
岡村 健
国立病院九州がんセンター 部長
大腸がんにおける診断、治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究
近藤 建
国立名古屋病院 医長
大腸がんにおける診断、治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究
武藤 徹一郎
財団法人癌研究会附属病院 副院長
大腸がんにおける診断、治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究
田尻 久雄
国立病院四国がんセンター 部長
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
藤井 隆広
国立がんセンター中央病院 医員
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
武藤 学
国立がんセンター東病院 医員
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
道田 知樹
国立大阪病院 医員
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
武本 憲重
財団法人癌研究会附属病院 医長
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
門馬 久美子
都立駒込病院 医長
早期消化管がんに対する内視鏡治療法の開発と評価に関する研究
永原 國彦
国立京都病院 医長
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
林 隆一
国立がんセンター東病院 医長
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
西川 邦男
国立病院四国がんセンター 医長
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
冨田 吉信
国立病院九州がんセンター 医長
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
松浦 一登
国立仙台病院 医員
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
吉野 邦俊
大阪府立成人病センター 部長
頭頚部がん治療の標準化に関する研究
土器屋 卓志
国立病院東京医療センター 医長
固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究
西尾 正道
国立札幌病院 医長
固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究
荻野 尚
国立がんセンター東病院 医長
固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究
加賀美 芳和
国立がんセンター中央病院 医長
固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究
片岡 正明
国立病院四国がんセンター 医長
固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究
斎藤 龍生
国立療養所西群馬病院 副院長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究
志真 泰夫
国立がんセンター東病院 医長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究
下山 直人
国立がんセンター中央病院 医長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究
前田 忠士
国立療養所三陽病院 医長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究
内富 庸介
国立がんセンター研究所支所 部長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究
佐藤 智
宮城県立がんセンター 医長
がん患者における緩和医療(支持療法)の普及と評価に関する研究


平成12年度研究報告 研究成果の要旨

がんネットワークおよびがん政策医療ネットワークを駆使し新たながん診療技術の開発と標準化の研究のため、1) がん政策医療ネットワークにおけるデータベースの構築および効果的な情報通信手段に関する研究、2) 大腸がんにおける診断治療フォローアップの標準化を目指した合意形成のための研究、3) 早期消化管がんに対する内視鏡的治療法の開発と評価に関する研究、4) 頭頚部がん治療の標準化に関する研究、5) 固形がんに対する放射線治療の標準化に関する研究、6) がん患者における緩和医療・支持療法の普及と評価に関する研究、の6小班を組織し、班員各施設における院内がん登録とこれまでの診療実績をretrospectiveに分析し今後のprospective studyに向けての要件定義を行った。1)院内がん登録の現状把握と問題点の整理を行い、共通がん患者データベース構築のため収集すべき情報についての要件定義を行った。2) 大腸がん進展に関する術前検査項目や術後surveillanceの標準化の作業を進めるとともに術前腸管処置法の無作為化比較試験のプロトコールを作成した。T1、T2下部大腸がんに対する局所切除+chemoradiationの多施設共同プロトコール作成の準備を進めた。3) 早期消化器がんに対する内視鏡的粘膜切除(EMR)の再評価と適応拡大を検討した。それを基に食道表在がん、早期胃がん、早期大腸がんに対し新たな手技によるEMRの適応拡大の研究を進めた。4) 甲状腺がんに対するガイドラインを作成した。他の頭頚部がんについてもPSに配慮したクリティカルパスの作成を通してEBMに基づいた診断・治療のガイドライン作成の準備を進めた。5) 放射線治療の標準化が行われるための条件を検討し、わが国の現状の調査を行った。また、幾つかのがん放射線治療に対するガイドラインの作成資料が整った。6) がん患者とのコミュニケーションおよび呼吸困難・精神的苦痛・神経因性疼痛・がん性疼痛緩和の研究を進めた。Prosepective studyに向けての基盤整備がなされた。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成12年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



前の研究へ

| がん研究助成金トップへ |


更新日:2004/12/01