患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方への調査報告書
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1 1042)趣意書1.調査の意義と目的 このアンケートは、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」「肺炎」「腎不全」のいずれかの病気により亡くなられた患者さまのご遺族の方のご意見を広く伺い、大切な最期の時間をその人らしく、より良く過ごすことができる医療のあり方を明らかにすることを目的としています。ご遺族のご意見を広くお伺いする全国調査として継続的に調査を行うことで、ご遺族からみた医療の問題を明らかにし、医療の改善に役立てます。 2.調査の対象となる方 2018年に、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」「肺炎」「腎不全」のいずれかのご病気により亡くなられた患者さまのご遺族の方で、患者さまを主に介護された成人の方にご協力をお願いしております。 なお、このアンケートは、厚生労働省の人口動態調査に用いられる死亡者の情報から、無作為に選ばれた患者さまのご遺族の方にアンケートをお送りしています。 3.調査の方法と期間 アンケート用紙に回答をご記入の上、同封の返信用封筒でご返送ください。アンケートの内容は、患者さまがお亡くなりになる前に受けられた医療や療養生活、ご遺族の方が介護を通して感じられたことについてお伺いいたします。アンケートの記入には20分程度を要します。アンケートにご協力いただけない場合でも、アンケート用紙の表紙にある「その主な理由」をご回答の上、ご返送ください。調査実施期間は2020年3~5月を予定しています。 4.調査への参加の自由 この調査に参加されるかどうかは、あなたの自由です。調査への参加に同意された後でも、また調査の途中であっても、自由に同意を撤回することができます。 5.調査参加により予想される利益と不利益 アンケート調査の結果は、わが国の医療の改善に役立てるための貴重なご意見とさせていただきます。回答したくない質問については、ご回答いただかなくても構いません。また、アンケートに回答しないことによる不利益はありません。 6.調査で気持ちがつらくなった場合などについて アンケートの質問によっては、身近な故人を思い出すことで悲しい思いをする場合があります。万が一、回答中に気持ちのつらさが強く生じた場合には、速やかに調査を中断してください。しばらく安静にしていても気持ちのつらさや体調不良などが続く場合には、調査事務局までご相談ください。 7.個人情報の取り扱い アンケートおよび返信用封筒に住所・氏名のご記入は不要です。この調査で得た個人情報は、調査事務局内(国立がん研究センターがん対策情報センターがん医療支援部)に保管されます。調査事務局である国立がん研究センターがん対策情報センターでは、情報セキュリティマネジメントシステム適合性患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方へのアンケート調査 趣旨

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