患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方への調査報告書
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48●一般病院・がん診療連携拠点病院別の結果(副次解析) 一般病院・がん診療連携拠点病院別のがん患者遺族では、患者が死亡前に強い痛みを感じていたと回答した割合は、一般病院26.4% がん診療連携拠点病院34.0%であった。●一般病院・がん診療連携拠点病院別の考察と留意点 がん診療連携拠点病院で死亡したがん患者の遺族では、一般病院で死亡したがん患者と比べて、死亡前に痛みや倦怠感、息苦しさなどの苦痛となる症状を抱えていたと回答した割合が高かった。一般病院と比べて、患者の症状が重いため、がん診療連携拠点病院から他の療養場所に移ることが難しいことが影響したと考えられる。設問患者さまは療養中の苦痛症状について、どのように感じていたと思いますかお亡くなりになる前の1週間の状況について、最も近い番号を1つずつお選びください回答選択肢「0わからない」「1症状はなかった」「2少し」「3まあまあ」「4ひどい」「5とてもひどい」のうち○は1つ集計方法「4ひどい」「5とてもひどい」の合計回答割合(%)について、粗集計値と推定される95%信頼区間を示したC 死亡前1週間の患者の苦痛症状

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