患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方への調査報告書
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 0541.亡くなった方を慕い、会いたいと思い焦がれること一般 16.320一般 24.9拠点 33.6拠点 21.5一般 26.7拠点 35.5406080100(%)●一般病院・がん診療連携拠点病院別の結果(副次解析) 一般病院・がん診療連携拠点病院別のがん患者遺族では、死別後1-2年が経過した時点で強い悲嘆症状を抱えていた割合は、一般病院26.7% がん診療連携拠点病院35.5%であった。●一般病院・がん診療連携拠点病院別の考察と留意点 がん診療連携拠点病院で死亡したがん患者の遺族では、一般病院で死亡したがん患者の遺族と比べて、強い悲嘆症状を抱えていた割合が高かった。一般病院と比べて患者がやや若年であるため、遺族の続柄に配偶者が多いことが影響したと考えられる。G 最近1カ月間の遺族の強い悲嘆2.亡くなった方との関係が失われたことにまつわる心の痛みや、悲哀、悲しみが急にこみ上げるなど強い感情を体験する最近1カ月間に強い悲嘆症状あり(設問1または設問2の回答が4点以上)お亡くなりになられた患者さまに対する、あなたのお気持ちについてお伺いします1. この1カ月間に、亡くなった方を慕い、会いたいと思い焦がれることがどのくらいありましたか2. この1カ月間に、亡くなった方との関係が失われたことにまつわる心の痛みや、悲哀、悲しみが設問「1全くなかった」「2少なくとも1回はあった」「3少なくとも週に1回はあった」「4少なくとも1日に1回はあった」「5 1日に数回あった」のうち○は1つ回答選択肢各項目「4少なくとも1日に1回はあった」「5 1日に数回あった」の合計回答割合(%)と、設問1・2のうち、いずれかの回答が4以上で「長引く悲嘆」有りとし、その割合について、人口動態死亡数の都道府県比率,死亡場所比率で調節した補正値と、推定される95%信頼区間を示した集計方法急にこみ上げるなどの強い感情を体験することがどのくらいありましたかG 最近1カ月間の遺族の強い悲嘆

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