患者さまが受けられた医療に関するご遺族の方への調査報告書
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72苦痛に対処してくれたが不十分だった4336診察回数や診察時間が不十分だった1480苦痛を伝えたが対処してくれなかった484477担当医が定まらず、その場での対処だった355話しにくい雰囲気があった苦痛について質問されなかった3535721その他わからない2113記述内容医療従事者の疼痛管理の問題医療者は対処したが、薬の効果が切れてしまった医療者の治療や対処が十分ではなかった医療者に症状を伝えたが対処してもらえなかった医療者から痛みの治療について十分な説明がなかった嚥下困難やルート確保が困難となり、服薬や治療が難しくなった診療を担当する医師が毎回変わるため、場当り的な対処だった病気の進行に対する患者・家族のあきらめ病状が悪化していったため痛みは仕方がないものだと思った患者や家族の意思患者本人が痛みを我慢して医療者に伝えなかった患者本人が薬を服用しようとしなかった家族が痛みの治療を希望しなかった併存症や医療処置が原因の痛み褥瘡や骨折、腰痛などの併存症による痛みがあった吸引などの医療処置により痛みが生じていた認知機能の低下等による痛みの評価の問題意識がなく、痛みについて意思表示できない状況だった患者本人が医療者に痛みの状況を正確に伝えられなかった認知症やせん妄によって、痛みに関する意思疎通が難しかった医療へのアクセスの問題自宅や施設で療養しており、医師の診療がすぐに受けられない環境だった急に発症して急死したため、治療を受けなかった病気の診断が遅れ、適切な治療が受けられなかった医療従事者の対処により改善した痛み痛みはあったが、医療者の対処によって改善した記述内容から解釈不可不明 粗集計値全体(N=54167)No「ひどい・とてもひどい」痛みがあった人痛みの理由(複数選択可)28.49.73.23.12.32.337.513.8病院(n=25436)NoNo%%%%%23128222892802152132395112231.511.23.93.82.92.932.615.3(n=5592)記述数施設自宅(n=2824)(n=18687)No88612516791295325.017.37.14.62.02.636.715.113244221321268994239361017633189026372353021928719128128331247147523431146892PCU(n=7220)No24.57.82.42.31.71.744.311.36121753855443780432828.28.11.82.52.01.737.115.1C-2 死亡前1週間の患者の苦痛症状 「痛み」があった理由痛みの理由「その他」の自由記述内容

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