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国立がん研究センター

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中央病院に「アピアランス支援センター」を新設

「臨床」「研究」「教育」の3本柱で患者さんの「生きる力」を支援する

2013年7月31日
独立行政法人国立がん研究センター

独立行政法人国立がん研究センター(理事長:堀田知光、東京都中央区)は、がんにかかわる外見の問題について、正しく、公平で、最新の知見を提供し、研究・教育・臨床を通じて患者さんがいつもと同じ日常生活を送れるように支援するため、中央病院に「アピアランス支援センター」を新設いたしました。

アピアランス支援センター設立の背景と経緯

がんの治療をしながら、日常生活を送る患者さんが増えています。その一方で、手術や抗がん剤、放射線などの治療により外見が変化し、人間関係や就労・就学への影響を懸念したり、成人式や結婚式などのライフイベントへの参加をあきらめたり、生活スタイルの変更を余儀なくされる患者さんが多いのも事実です。実際に当センター中央病院の調査では、外見の変化が身体的な痛みよりも患者さんに大きな苦痛をもたらす場合があるという結果がでています。そして、97%もの患者さんが病院からの外見に関する情報やケアの提供を希望していました。

それゆえに、治療による外見の変化に対する製品やケアの方法など、さまざまな情報がインターネットや口コミ、広告などで発信されています。しかし、その全てが安全で正しい情報とは限らないのが現状です。患者さんは、多くの情報に翻弄されて途方に暮れたり、間違った情報でさらに苦痛を感じたりすることがあります。

国立がん研究センター中央病院では、2005年より院内で行った臨床実践や研究活動により実績を重ねてきました。このたび、

  1. がん患者の「社会に生きる」「人として生きる」ことを支援する
  2. がんと外見に関する研究の新たな分野を推進する
  3. 全国で同様の活動ができるようネットワークを構築すること

を目指して「アピアランス支援センター」を新設いたしました。

アピアランス支援センターの特徴

「がん領域における外見の問題を扱う」独立部門の新設とチームサポート

外見の問題に正面から取り組む初めての試みとして、院内に独立部門を創設しました。そして、がん治療に伴う外見のあらゆる変化に対する支援を可能にするため、スタッフには腫瘍内科医、形成外科、皮膚科医が併任となり、看護師、薬剤師、心理士も含めたチームサポート体制をとっています。

正しく公平な情報の提供やケア方法の開発を目指して研究ベースで活動

患者さんに「最新の」「安心できる」「役立つ」情報を提供するために、医学・心理学・看護学など学術的な視点から、がんと外見に関する研究を進めます。

患者さんを支援する輪を全国へ広げるための教育活動

商業としてではなく医療を基盤とした支援を行うためにオレンジクローバーネットワークを構築し、その輪を広げるために医療関係者や美容専門家、企業等と提携し教育活動を行います。

アピアランス支援センターの概要

実施場所

国立がん研究センター中央病院内

実施しているプログラム

患者さん向け

  • コスメティックインフォメーション(毎週火曜日・木曜日の13時から14時)
  • 主に抗がん剤治療による外見変化への対応策をお知らせする集団プログラム(年齢性別不問)
  • 男性限定の外見相談(第四水曜日13時から)
    外見のことを口に出しにくい男性の方に配慮したプログラム
  • 個別相談(随時)
    小児や思春期の方をはじめ、あらゆる患者さんの個別相談
    入院中の方はベッドサイドでも対応
  • ライフイベントのコーディネート(随時)
  • その他 特殊相談

医療者向け

  • 全国のがん診療連携拠点病院の医師・看護師などを対象とした研修会を実施(2013年12月に実施予定)

オレンジキャスト

  • 高校生から25歳までのがんサバイバーを対象としたインターンシップ

相談についてのお問い合わせ

アピアランス支援センター
電話番号:03-3547-5201(内線2522)
受付:平日10時から16時(土曜日、日曜日、祝日を除く)

記者説明会資料は関連ファイルをご覧ください。

国立がん研究センター中央病院 アピアランス支援センターの記者説明会・見学会(2013年7月31日開催)

関連ファイル

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