白血病 K1227
leukemia
治験情報
対象となるがん
急性骨髄性白血病
使用される新薬(治験薬)
magrolimab(注射剤)
実施方法(治験のデザイン)
第III相試験(国際共同試験)
【非強力療法】
- A群:magrolimab+アザシチジン
- B群:ベネトクラクス+アザシチジン
【強力療法】
- A群:magrolimab+アザシチジン
- B群:寛解導入療法:ダウノルビシン又はイダルビシン+シタラビン
地固め療法:シタラビン
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、【非強力療法】又は【強力療法】のいずれかのA群又はB群の治療を受けることになります。
注:プラセボとは
形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(ECOG Performance Status)が0から2である方(ただし、75歳未満の非強力療法適応については0から3である方)
- 急性骨髄性白血病が確認されている方
- 急性骨髄性白血病にて治療歴がない方
- 非良性とされる又は良性の可能性が低いTP53遺伝子変異を1つ以上確認された方、又は17p両アレル欠失が確認された方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
湯田 淳一朗