緩和医療 No.1
Palliative medicine
治験情報
対象となるがん
骨転移を有するがん・多発性骨髄腫
使用される新薬(治験薬)
PF-04383119(注射剤:抗NGFモノクローナル抗体)
実施方法(治験のデザイン)
第III相試験(国際共同試験)
- A群
PF-04383119 - B群
プラセボ
注:この治験に参加した患者さんは、ご自分で選択は出来ませんが、A群又はB群いずれかの治療を受けることになります。
注:プラセボとは
形や大きさ等、治験に使う薬と同じように作られていますが、効果のある成分は入っていません。医師にも治験関係者にも、薬とプラセボの区別は全くわかりません。治験薬の効果や副作用などをより客観的に評価することを目的として使用されます。
治験に参加いただける患者さんの身体状況(患者選択基準)
以下のすべてに該当する方が対象となります。
- 文書による同意が得られる方
- 18歳以上の方
- 全身状態(Performance Status)が0から2である方
- がんの骨転移を有すると診断された方または多発性骨髄腫と診断された方
- オピオイド治療を受けている方
- Numerical Rating Scale(NRS)で平均スコア5以上の骨転移による疼痛がある方
- 体重が40kg以上の方
- 各種臓器機能が保たれている方
注:上記の患者選択基準は概要であり、上記に該当していてもこの治験に参加できないことがありますので、ご了承ください。
治験責任医師
内藤 陽一