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第9回メディカルデバイスイノベーション in 柏の葉を開催しました

  • 開催日時:2025年10月29日(水曜日)16時30分~19時40分(ネットワーキング ~20時40分)
  • 開催形式:ハイブリッド開催 会場:柏の葉キャンパス・KOIL 6F
  • 主催:
    国立研究開発法人国立がん研究センター東病院
    独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部
    一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
    千葉県

2025年10月29日(水曜日)、柏の葉において「第9回メディカルデバイスイノベーション in 柏の葉」をハイブリッド形式で開催しました。
本イベントは、柏の葉における医療機器イノベーションのエコシステム構築を目的としており、「海外展開」をキーワードに掲げました。
海外展開に取り組む、または今後その可能性を秘めた革新的技術を有するスタートアップや、海外展開を支援する関係者が登壇し、発表やパネルディスカッションを行いました。
当日は、現地とオンラインを合わせて167名の方にご参加いただきました。

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プログラムハイライト

主催者挨拶

国立がん研究センター東病院(以下、東病院) 土井俊彦、独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、中小機構) 関東本部長 新保章、一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(以下、TEP) 代表理事 國土晋吾、柏市長 太田和美よりご挨拶をいたしました。

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    国立がん研究センター東病院長 土井 俊彦

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    中小企業基盤整備機構 関東本部長 新保 章

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    TX アントレプレナーパートナーズ 理事 國土 晋吾

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    柏市長 太田 和美

第1部:パネルディスカッション

テーマ1:スタートアップの海外展開における落とし穴
モデレーター:
 東病院 医療機器開発推進部 AI・デジタル機器開発推進室長 杵淵 裕美
登壇者:
 グロービッツ コンサルティング グループ 代表 春山 貴広 氏
 メドテックアクチュエーター合同会社 ゼネラルマネージャー 東 潤一 氏
 東病院 医療機器開発支援部長 竹下 修由

第一部では、登壇者3名がそれぞれの取り組みを紹介した後、各機関の支援現場における失敗事例やイグジット事例をもとに、海外展開における国内医療事情との違いから生じる課題や成功要因について議論が行われました。
モデレーターの杵淵からは、支援機関やコンサルティングの多様化により、スタートアップの選択肢が広がっている現状が紹介され、そのうえで「スタートアップはどのような視点で支援機関を選ぶべきか」という問いが投げかけられました。
これを受け、竹下からは、支援機関の選択肢が増える一方で、スタートアップごとに抱える課題や事業フェーズとの適合性はケースバイケースであり、各支援機関の支援の質を数値化して評価することは難しいのではないかとの課題認識が示されました。
さらに、春山氏および東氏からは、実際の支援ケースでの経験を踏まえた意見が述べられ、適切なパートナー選定においては、まず相互の信頼関係が不可欠であることなどについて、活発な議論が交わされました。

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1部 パネルディスカッションの様子

第2部:医療機器スタートアップ・ピッチ

登壇企業:
 株式会社アイ・ブレインサイエンス / 株式会社 Epsilon Medical / イルミメディカル株式会社 /Global Vascular 株式会社/株式会社 SEGNOS

第2部では、優れた技術を有するスタートアップによるピッチおよび質疑応答が行われました。
(登壇予定だった株式会社 medimo は都合により欠席となりました。)

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株式会社アイ・ブレインサイエンス

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株式会社 Epsilon Medical

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イルミメディカル株式会社

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Global Vascular 株式会社

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株式会社 SEGNOS

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    第2部 Q&Aの様子

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    参加者の様子

第3部:パネルディスカッション

テーマ2:アカデミア発の課題と海外展開の課題

モデレーター :
 MedVenture Partners 株式会社 パートナー 福山 高志 氏
 東病院 副院長/医療機器開発推進部門長 伊藤 雅昭

パネリスト:
 株式会社 Epsilon Medical 最高技術責任者 石田 宏輝 氏
 Global Vascular 株式会社 代表取締役CTO 前川 駿人 氏


第3部では、モデレーターの伊藤および福山氏の進行のもとアカデミア発スタートアップの特徴と海外展開の考え方について議論が行われました。アカデミア発スタートアップの利点として、学内支援機関の活用や、短期的な利益にとらわれず基礎研究を継続できる点が挙げられました。一方、海外展開では、日米双方の市場を視野に入れつつも、製品特性や企業のリソースに応じた戦略設計の重要性が指摘されました。

パネリストとして再登壇した株式会社 Epsilon Medical と Global Vascular 株式会社からは、実践的な事例が紹介されました。特に海外展開のタイミングについては、初期段階から米国市場を意識しながらも、まず国内での実績を確立し、その後に米国進出を進める段階的なアプローチが有効であったケースが共有されました。

 最後に、海外展開における製造体制の構築については、早期の段階からコンサルティング会社やVCとチームとして連携することの重要性が強調されました。さらに、日米双方において「保険戦略」が成功の鍵を握るとの認識が共有され、臨床試験を通じてエビデンスを創出し、アウトカムを明確に示すことが今後ますます重要になるとの意見で一致しました。

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3部パネルディスカッションの様子

閉会の挨拶・ネットワーキング

伊藤より、総括コメントを交えた閉会の挨拶が行われました。
終了後にはネットワーキングが開催され、参加者同士による名刺交換や意見交換が活発に行われ、大盛況のうちに幕を閉じました。

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本シンポジウムを通じて生まれた新たなつながりや活発な議論が、医療機器開発のエコシステム構築の一助となることを期待しています。

国立がん研究センター東病院 NEXT医療機器開発センターでは、AMED「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」の採択を受け、臨床エビデンスの創出に資する取り組みを推進しています。
「医療機器で世界を変える」をミッションに掲げ、患者さんのアウトカムに貢献する日本発の医療機器イノベーションを創出・実装してまいります。

 

開催概要はこちら

第9回メディカルデバイスイノベーション in 柏の葉のご案内

更新日:2025年11月11日