国立がん研究センター
10/28

10国立がん研究センター中央病院・東病院で働く第2の魅力は、さまざまな専門職と連携する「チーム医療」が先進的で、しかもその中で中心的役割を果たすことができる点です。プロフェッショナル同士、最善を尽くすために意見を交わすことは、刺激的で大きな学びとなります。どのようなチーム医療が行われているのでしょうか。魅力❷国立がん研究センターで働く魅力は?患者サポートセンターサポーティブケアセンター多くの患者さんは、仕事、学業、出産などさまざまな不安を抱えています。センターでは、看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士、リハビリ職種、医師などの院内専門職や、地域の関係機関と連携を図り、患者さんと家族を支援します。看護師は、不安や悩みなどの情報を吸い上げ、関係者につなぐ役割を担います。入院準備外来患者さんと家族が安心して治療に専念できるようにするために、入院準備外来では看護師が患者さんと面談を行います。看護師は、治療の内容や流れを説明し、不安や心配事を聴き、患者さんの身体状況が生活に与える影響などについてアセスメントをします。病棟との情報共有はもちろん、入院前からさまざまな関係専門職と連携しながら支援します。緩和ケアチームさまざまな専門職で構成される緩和ケアチーム。ここでは痛み・ 悪心嘔吐・呼吸困難・倦怠感・浮腫などの身体的症状のケアや、不安、苦痛、せん妄、不眠など精神的症状のマネジメントが、大きなミッションです。そのほか、意思決定やスピリチュアルペインなど心理面の支援や、医療者向け支援なども行っています。チーム医療の要として活躍できること

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る