3がん患者さんに寄り添うということがんの治療は高度化し、生存率は高まっているものの、がん患者さんは心にさまざまな不安を抱えながら闘病しています。治療が長期にわたるケースも多く、治療の選択肢が増えれば増えるほど期待と不安の間で葛藤します。そして、患者さんは治療を受けながらも、仕事や勉学など生活を成り立たせる必要があり、看護師による看護にとどまらないプロフェッショナルな支援が必要です。チーム医療の要を担う看護師私たちは、「All Activities for Cancer Patients」(職員の全ての活動はがん患者のために!)をスローガンに掲げ、多様な職種が協力し合い、患者さんの将来と希望を支えるチーム医療の提供に努めています。私たち看護師はがん患者さんと真摯に向き合い、チームメンバーをつなげる存在として、心身両面を全力でサポートします。理想を求め学び続けるチカラがん看護はやりがいもあり、誇りを持って取り組める仕事です。だからこそ看護師の一つ一つの行動は、揺らぐことのない知識や技術、コミュニケーション力、倫理観などに裏打ちされていなくてはなりません。人間的にも技術的にも高い理想を追求し、学び続けるチカラが必要です。がん看護のプロとして患者さんの人生に関わる。看護師としての第一歩を、がん看護の現場から踏み出してみませんか?▶︎がん看護を極めようとするあなたへがん看護にあなたの「チカラ」が必要です
元のページ ../index.html#3