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主任研究者 国立がんセンター中央病院 西條 長宏 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 Superior sulcus tumor(SST)に対する術前放射線化学療法の第II相試験を行った(JCOG9806)。69例の中間検討によると手術例は49例で病理学的完全切徐43例(91%)、組織学的CR9例(19.5%)であった。高齢者切除不能局所進行非小細胞がんに対する胸部放射線単独と低用量連日カルボプラチン+胸部放射線同時併用の比較試験を行った(JCOG9812)。治療関連死4例を認めプロトコール研究を中止した。放射線治療のコンプライアンスが悪かった。高齢者進行非小細胞肺癌に対するシスプラチンとドセタキセル併用の第II相試験を行った。33例エントリーしCR2例、PR15例で奏効率は51.5%、MST12.3ケ月、1年生存率54.7%であった。進行型小細胞がんに対するシスプラチン、エトポシド、イリノテカンの毎週投与法のMSTは12.8ケ月で今後検討に値すると思われた。再発小細胞癌に対するシスプラチン、エトポシド、イリノテカンによる第II相試験を行った。奏効率78%、MST11.6ケ月、1年生存率42%であった。
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更新日:2004/12/01 |