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主任研究者 静岡県立静岡がんセンター 小野 裕之
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 自家蛍光内視鏡診断システムを構築し、電子内視鏡に搭載することにより画質と操作性が飛躍的に向上した。赤外蛍光内視鏡診断の生体への応用として標識ムチン抗体を用いてヌードマウスを用いた生体免疫染色の検討を行い有用性を明らかにした。拡大電子内視鏡および狭域帯フィルター内視鏡システムを用いて、微小血管構築を解析し、良悪性の鑑別や癌の浸潤範囲決定に有用であることを示した。共焦点レーザー顕微鏡を使用した仮想生検(Virtual biopsy)技術を開発し、内視鏡チャンネルを通過可能な細径プローブの作成に成功し、臨床応用に向けた実験を開始した。内視鏡的粘膜切除術を安全かつ容易に行うために絶縁体の付属なしに常に低い電気密度を保ち、従来までの針状メスと同様の操作性がありながら、穿孔を来さないかつ低出力で切開・凝固が可能であるバイポーラー針メスを開発した。
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更新日:2004/12/01 |