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主任研究者 国立国際医療センター 伊丹 純
研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成14年4月1日−平成15年3月31日 平成14年度研究報告 研究成果の要旨 定位的放射線治療では精確な腫瘍位置再現と3次元集光照射により腫瘍部に集中した線量分布を得、正常組織の有害事象を増すことなく腫瘍局所制御させることが可能である。体幹部に応用可能な定位的放射線治療装置を開発し、その必要用件を明らかにする。固定ベッドを作成し、照射直前の確認CTの施行により体位再現は4mm以内の誤差で可能となった。これに呼吸同期照射を組み合わせることによりPTVとCTVの差を極めて小さく設定可能である。1回大量照射と分割照射による定位的放射線治療が施行されたがその両者ともに従来では考えられない大線量の投与が有害事象なく可能であり腫瘍の局所制御率も優れたものであった。今後は呼吸以外の生理的な腫瘍の動きにも注意が必要である。又線量分布を不整形腫瘍に合致させるための強度変調治療などの援用も必要であろう。又1回大量照射後の組織の変化を蛋白およびDNAレベルで検討する基礎的検討も行われた。 平成13年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 定位的放射線治療では精確な腫瘍位置再現と3次元集光照射により腫瘍部に集中した線量分布を得、正常組織の有害事象を増すことなく腫瘍局所制御させることが可能である。体幹部に応用可能な定位的放射線治療装置を開発し、その必要用件を明らかにする。固定ベッドを作成し、照射直前の確認CTの施行により、体位再現は4mm以内の誤差で可能となった。これに呼吸同期照射を組み合わせることによりPTVとCTVの差を極めて小さく設定可能である。1回大量照射と分割照射による定位的放射線治療が施行されたがその両者ともに従来では考えられない大線量の投与が有害事象なく可能であり、腫瘍の局所制御率も優れたものであった。今後は呼吸以外の生理的な腫瘍の動きにも注意が必要である。又線量分布を不整形腫瘍に合致させるための強度変調治療などの援用も必要であろう。又、1回大量照射後の組織の変化を蛋白およびDNAレベルで検討する基礎的検討も行われた。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |