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主任研究者 中京大学情報科学部 長谷川 純一 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成14年度研究報告 研究成果の要旨 2次元および3次元デジタルX線像によるがんの診断支援ならびに自動診断を行なうシステムの開発を行った。とくに、本年度は実用化を意識したシステム開発を進めた。具体的には、乳がん、肺がん、胃がんを対象にした従来システムの機能を改善し、多症例による評価実験を進めた。個別に見ると、乳がん診断では、微小石灰化像および腫瘤影に対して、真陽性検出率、偽陽性検出数とも実用レベルの性能を達成した。肺がん診断では、胸部CT像診断支援システムの機能拡張、複数施設への試験導入など、実用化へ向けた実験を進めた。胃がん診断では、腹部CT像を用いた胃壁ひだの集中性評価法を開発し、胃部CT診断支援の可能性を初めて示した。仮想化内視鏡の開発では、高速化と多機能化によってシステムの汎用性を高めた。以上の成果の一部は、学会、企業等の協力を得て、実際に実用化システムとして公開される予定である。 平成13年〜14年度総合研究報告 研究成果の要旨 本研究では、2次元および3次元デジタルX線像によるがんの診断支援ならびに自動診断を行なうシステムの開発を行った。具体的には、乳がん、肺がん、胃がんを対象にした従来システムの機能を改善し、多症例による評価実験を進めた。個別に見ると、乳がん診断では、微小石灰化像および腫瘤影に対して、真陽性検出率、偽陽性検出数とも実用レベルの性能を達成した。肺がん診断では、胸部CT像診断支援システムの機能拡張、複数施設への試験導入など、実用化へ向けた実験を進めた。胃がん診断では、胃X線二重像影像および腹部CT像を用いた胃壁ひだの集中性評価法を開発した。仮想化内視鏡の開発では、高速化と多機能化によってシステムの汎用性を高めるとともに、その基礎となる各種臓器の識別手法を開発した。診断支援システムの臨床的有効性の評価も行い、実用化へ向けた課題を整理した。開発成果の一部は、学会、企業等の協力を得て、実際に実用化システムとして公開される予定である。 平成13年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |