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主任研究者 国立がんセンター東病院 縄野 繁
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成15年度研究報告 研究成果の要旨 (1)デジタルマンモグラフィー対するComputer-aided diagnosis の研究では、市販を前提としたプロトタイプシステムが完成した。乳癌腫瘤と微細集蔟石灰化に対する検出率は1画像当たりそれぞれ88%、92%であり、拾いすぎ個数の低減ならびにディストーションの検出向上をはかった。(2)胸部検診CTに対するCADの研究では、従来のシングルスライスCTに対するシステムを改良し、マルチスライスCTに対する開発を進めた。(3)肝臓CTに対するCADシステムでは、多時相3D-CTを用いて肝臓自動抽出と典型的な原発性肝臓癌の検出をおこない、病変検出率90%、平均拾いすぎ個数0.22個と比較的良好な結果が得られた。(4)仮想化内視鏡の研究では、実際の内視鏡検査の映像を同じ被検者の仮想化人体から生成した仮想内視鏡画像を用い、情報を増強する新しい方法の開発を進めた。またVirtual Colonoscopyによる観察の効果を高める方法として、大腸内壁の局所的形状特徴を求める新しい方法を開発した。
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更新日:2004/12/01 |