はじめに << たばこ橘制における医療従事者の役
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はじめに

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医療従事者は、たばこ規制に関して重要な役割を担っています。地域、マスコミ、オピニオン・リーダーからの信頼を受け、医療従事者の意見は社会的、経済的そして政治的な領域に及ぶ広範囲に渡って求められています。個人レベルの活動としては、喫煙による害や受動喫煙について人々へ教育を行う事ができます。また、たばこへの依存を克服する手助けをする事も可能です。地域社会レベルでは、上記のそういった活動の主唱者またサポーターとなり、例えば煙のない(無煙)職場の推進や禁煙ツールの普及に貢献する事が可能です。社会レベルでは、たばこ増税など国内のたばこ規制活動のみならず、「WHOたばこ規制枠組条約 (WHO FCTC)」の促進活動に参加するなど、国内的また国際的な取り組みに重点を置いて活動する事が可能です。さらに、医療従事者団としてリーダーシップを取り、「医療施設のたばこ規制に関する倫理綱領」の適用機関をサポートする事により、他の専門機関や社会の役割モデルとなる事が可能です(Box 4)。
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更新日:2007/05/01