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主任研究者 東京都済生会中央病院 成毛 韶夫 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成11年4月1日−平成13年3月31日 *3:平成10年4月1日−平成11年3月31日 平成12年度研究報告 研究成果の要旨 胸部・腹部の腫瘍性疾患を対象として、体腔鏡手術の適応、確実性、安全性、侵襲の程度、標準術式との比較、根治性を評価すると共に適応拡大について検討してきた。呼吸器外科領域においては、肺がん、転移性肺腫瘍、良性肺縦隔腫瘍などに対する診断的及び治療的適応があり、肺がんに対しては審査胸腔鏡及び早期肺がんのみならず比較的進行がんに対する適応があり、治療成績からも良好な結果が得られた。食道がんは早期がんで粘膜切除術の適応外のものであるが、胸腔鏡・腹腔鏡併用による根治手術が可能となった。胃がんは病変が胃前壁、大弯の早期例、大腸がんでは内視鏡的切除が困難なm及びsmがんが適応であるが、リンパ節郭清も可能となった。乳がん、副腎腫瘍、腎がん、前立腺がんにも適応が拡大された。手術手技の研究・向上と器具の開発により、従来困難とされていた諸臓器のがんに対するリンパ節郭清が行えるようになり、適応が拡大された。 平成10年度〜12年度総合研究報告 研究成果の要旨 胸部・腹部の腫瘍性疾患を対象として、体腔鏡手術の適応、確実性、安全性、侵襲の程度、標準術式との比較、根治性を評価すると共に適応拡大について検討してきた。呼吸器外科領域においては、肺がん、転移性肺腫瘍、良性肺縦隔腫瘍などに対する診断的及び治療的適応があり、肺がんに対しては審査胸腔鏡及び早期肺がんのみならず比較的進行がんに対する適応があり、治療成績からも良好な結果が得られた。食道がんは早期がんで粘膜切除術の適応外のものであるが、胸腔鏡・腹腔鏡併用による根治手術が可能となった。胃がんは病変が胃前壁、大弯の早期例、大腸がんでは内視鏡的切除が困難なm及びsmがんが適応であるが、リンパ節郭清も可能となった。乳がん、副腎腫瘍、腎がん、前立腺がんにも適応が拡大された。手術手技の研究・向上と器具の開発により、従来困難とされていた諸臓器のがんに対するリンパ節郭清が行えるようになり、適応が拡大された。
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更新日:2004/12/01 |