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主任研究者 国立がんセンター中央病院 西條 長宏 研究者氏名、所属および分担研究課題
*2:平成12年6月1日−平成13年3月31日 *3:平成12年4月1日−平成12年5月31日 *4:平成12年6月1日−平成13年3月31日 *5:平成12年4月1日−平成12年6月30日 *6:平成12年7月1日−平成13年3月31日 平成12年度研究報告 研究成果の要旨 肺小細胞がん(病理病期 I、II、IIIA)に対する術後化学療法(cisplatin + etoposide)のfeasibilityと予後を検討した。62例が登録され、5年生存率はpI、II、III期で各々77%、38%、39%で I 期例が有意に良好であった。II、III期には更に有効な化学療法が必要と思われた。PN2肺非小細胞がんに対する術後化学療法(cisplatin + vindesine)の延命効果は証明されなかった。また、cN2肺非小細胞がんに対する術前化学療法の有用性も証明されなかった。P53遺伝子異常は化学療法効果に影響を与えなかった。JCOG 8502の成績に基づき肺小細胞がんに対するシスプラチンの適応が厚生省より承認された。進展型小細胞がんに対しCPT-11 + cisplatinの併用は従来の標準的治療法であるetoposide + cisplatinの併用療法より優れた治療成績を示すことが追跡調査でも示された。進行非小細胞がんに対する新しい抗がん剤を含む併用化学療法の至適投与量を決定した。がん性胸膜炎に対するブレオマイシン対OK432対シスプラチン+エトポシドを併用する群の比較試験ではいずれもfeasibleであったがブレオマイシン投与群の50%生存期間がやや短かった。
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更新日:2004/12/01 |