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            | 11指-3 消化器悪性腫瘍に対する標準的治療確立のための多施設共同研究 |  主任研究者 国立がんセンター東病院 吉田 茂昭
 
 研究者氏名、所属および分担研究課題
 
          *1:平成12年4月1日−平成12年6月30日 
            | 研究者氏名 所属施設 地位
 | 分担研究課題名 |   
            | 吉田 茂昭 国立がんセンター東病院 副院長
 
 | 消化器がんの標準的治療の研究およびその総括 |   
            | 大津 敦 国立がんセンター 医長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 白尾 国昭 国立がんセンター 医長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 斉藤 博 山形県立中央病院 部長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 山尾 剛一 財団法人癌研究会附属病院 医員
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 兵頭 一之介 国立病院四国がんセンター 医長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 山道 昇 福井県立病院 医長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 岩瀬 弘明*1 国立名古屋病院 医長
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 小泉 和三郎*2 北里大学東病院 講師
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            | 吉岡 孝志 東北大学加齢医学研究所付属病院 講師
 
 | 消化器がんに対する化学療法の研究 |   
            | 安藤 暢敏 慶応義塾大学医学部 講師
 
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 井手 博子 東京女子医科大学 教授
 | 外科療法を中心とした食道癌の集学的治療の研究 |   
            | 石田 薫 岩手医科大学 助教授
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 篠田 雅幸 愛知県がんセンター 部長
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 加藤 抱一 国立がんセンター 部長
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 西巻 正 新潟大学医学部 講師
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 青山 法夫 神奈川県立がんセンター 部長
 | 食道がんの集学的治療の研究 |   
            | 笹子 充 国立がんセンター 部長
 | 胃がんの集学的治療の研究 |   
            | 木下 平 国立がんセンター 部長
 | 胃がんの集学的治療の研究 |   
            | 荒井 邦佳 東京都立駒込病院 部長
 | 進行胃がんに対する外科的集学的治療の研究 |   
            | 平塚 正弘 大阪府立成人病センター 医長
 | 胃がんの外科的集学的治療の研究 |   
            | 小寺 泰弘 愛知県がんセンター 医長
 | 進行胃がんに対する外科的集学的治療の研究 |   
            | 辻仲 利政 国立大阪病院 部長
 | 進行胃がんに対する外科的集学的治療の研究 |   
            | 井上 暁 東京都立墨東病院 医長
 | 進行胃がんに対する外科的集学的治療の研究 |  *2:平成12年7月1日−平成13年3月31日
 
 
 平成12年度研究報告 研究成果の要旨
 
 本年度は切除可能食道がんに対する術前対術後化学療法の比較試験(JCOG 9907)と切除不能胃がんに対する化学療法の三群比較試験(JCOG 
        9912)の二本の新規第 III 相試験が登録を開始した。また、新規第 II 相試験としてはStage II、III 食道がんに対する放射線化学療法(JCOG 
        9906)進行胃がんに対する術前化学療法(JCOG0001、0002)が登録開始となった。一方、術中リンパ節転移陽性で肉眼的に奬膜浸潤陰性と見なされる症例に対して、手術単独療法と術後補助療法の有効性を比較する第III相試験(JCOG 
        9206-1)は追跡期間を終了し最終成績が確定したが、両群とも約90%の5年生存率を得、これらに対しては手術単独療法が標準的治療と結論された。また、T4又はM1-LYM進行食道がんに対する放射線化学療法の第 
        II 相試験(JCOG 9516)も最終成績が確定したが、その治療成績は既に消化器がん内科グループで得られたものと同様、外科療法に比して圧倒的に良好であり、このstageの標準的治療として位置づけ得ると結論された。
 
 
            
            | 本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。 詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成12年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。
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