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主任研究者 国立がんセンター 横田 淳
研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度総合研究報告 研究成果の要旨 第3染色体短腕の存在するRASSF1A 遺伝子のメチル化は早期肺腺がんの予後と相関した。TGFβRII遺伝子のヒストンアセチル化と転写はCCAAT boxとTREモチーフの機能的バランスによって制御されていた。小型肺腺がんの非浸潤がん(A・B)から浸潤がん(C)への進展に伴ってMMP-2の活性が増強していた。クララ及びII型肺胞上皮型は予後良好であった。14-3-3εの発現は扁平上皮がん、扁平上皮化生で高かった。p16蛋白質陰性率は喫煙歴と相関したが、p53やK-rasの変異率とは相関しなかった。Skp2の高発現は小型腺がん患者の予後と相関した。末梢血細胞でのSP-AとSP-C mRNAの陽性率は遠隔転移の有無と有意な相関を認めた。BHP投与ラット肺発がん系で、FHIT遺伝子の発現低下やスプライシング異常が高頻度に観察された。IL-1の発現で肺腺がんの肺転移能が増強した。発がん性のあるアスベストはDNA中の8−ヒドロキシグアニン含量を増加した。 平成12年度研究成果の要旨
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更新日:2004/12/01 |