13-3 医療施設受診喫煙者に対する禁煙誘導方法の確立に関する研究
 
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13-3 医療施設受診喫煙者に対する禁煙誘導方法の確立に関する研究

主任研究者 愛知県がんセンター 浜島 信之


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
浜島 信之
愛知県がんセンター 室長
遺伝子多型を用いての禁煙誘導
中村 正和
大阪府立健康科学センター 部長
医療の場における禁煙指導法の開発とその普及に関する研究
田中 英夫
大阪府立成人病センター 課長補佐
医療施設受診喫煙者に対する禁煙指導方法の確立に関する研究
坂 英雄
国立名古屋病院 医長
入院患者に対する禁煙誘導方法の開発とその効果検討
阿部 眞弓
東京女子医科大学 准講師
インターネット接続携帯電話を用いた外来禁煙支援方法確立に関する研究
三上 一郎
国立病院四国がんセンター 医師
がん患者に対する禁煙誘導の関連因子に関する研究
岩井 直路
千葉県がんセンター 医長
禁煙指導における禁煙教室有用性、および禁煙動機付け等における喫煙関連疾患アトラスの効果に関する検討


平成13年度研究報告 研究成果の要旨

医療施設を受診する喫煙者を禁煙に誘導するため、1) 5A(ask, advice, assess, assist, arrange)のアプローチ、2)喫煙への健康影響に関連する遺伝子型の通知、3)インターネットによる禁煙支援、4)入院患者を対象とした電話指導と入院中の個別指導を開始した。また、禁煙誘導や禁煙支援のための5A指導テキストとアトラス等の補助資料の作成と共に、病院受診喫煙者の背景の検討を開始した。5Aについては患者自記式、簡易医師面談式、熟達医師方式を検討し、患者自記式(参加者220人)と簡易医師面接式(参加者90人)のパイロット調査を行い、熟達者となるための訓練プログラムの試作を行った。遺伝子型通知禁煙誘導調査にはパイロット調査として75人、無作為割付による調査に368人が2002年2月の時点で参加している。インターネットによる禁煙支援プログラムには980人が参加し、入院患者を対象とした禁煙支援には電話指導調査に127人、個別指導調査には518人が参加した。平成13年度では研究の立案開始が中心であり、集計結果は平成14年度となる。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成13年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01