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主任研究者 国立がんセンター 金子 明博 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度研究報告 研究成果の要旨 1)芽細胞腫患児の外来通院での全身麻酔下での眼底検査を30症例に行い、特に問題となる合併症を生じずに行え、安全性が確認された。患児は痛みや恐怖感から解放され、検者は眼底周辺まで充分に観察出来、看護師は暴れる患児を抑えつけることから解放され、非常に感謝されている。 2)ぶどう膜悪性黒色腫の新しい診断法として、123I−MPをトレーサーとしてSPECTを用いる方法を開発した。現在の所100%の正診率である。今後症例数を増やして、その限界を明らかにするとともに、治療効果判定に有用であるか否かにつき検討する。 3)成人の眼動脈に直接カテーテルを挿入してメルハランを注入し、種々の温熱療法を併用して脈絡膜悪性黒色腫の眼球保存治療を7症例に行い、良好な治療効果が得られた。 4)涙腺部腫瘍に関する全国調査を行い、78%の二次調査回答率が得られ、311症例が3年間に存在した事が明らかになった。
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更新日:2004/12/01 |