13-7 がん外科治療における形成再建手技の確立に関する研究
 
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13-7 がん外科治療における形成再建手技の確立に関する研究

主任研究者 東京大学医学部形成外科 波利井 清紀


研究者氏名、所属および分担研究課題
研究者氏名
所属施設 地位
分担研究課題名
波利井 清紀
東京大学医学部 教授
血管柄付遊離骨移植による再建法の開発
野崎 幹弘
東京女子医科大学 主任教授
胸壁・腹壁の再建法の確立
鳥居 修平
名古屋大学医学部 教授
マイクロサージャリーによる四肢再建・温存法の開発
上田 和毅
福島県立医科大学 教授
Free flapによる口腔・咽頭再建法の確立
田原 真也
神戸大学医学部 教授
Midface reconstruction法の開発
木股 敬裕
国立がんセンター東病院 医長
下咽頭・頚部食道再建法の確立


平成13年度研究報告 研究成果の要旨

がん及び悪性腫瘍の集学的治療は画期的な進歩をとげ、化学療法や放射線治療などを併用し外科的治療も非侵襲、縮小治療の方向に向かっている。しかし、依然として進展した固形がんの多くは拡大切除と再建手術を必要とし、また、頭頸部のような複雑な機能を持つと同時に外貌が重視される部位では、縮小手術と言えども適切な形成再建術を行うことにより、がん患者の術後の早期社会復帰とQOLの維持向上がはかられる。このような再建には各種の自家組織や臓器の移植が必要となり、過去の班研究においてもマイクロサージャリーによる組織移植を中心に再建手技が開発されてきた。今年度の研究においては、頭頸部、体幹(特に腹部)、四肢において形成再建術の開発を行い、特に、頭頸部では遊離骨・骨皮弁による下顎の再建、空腸移植による下咽頭頸部食道の再建、整容面を考慮した顔面再建、腹部再建への筋皮弁の選択、四肢再建においては鎖骨による上腕骨再建術を開発した。

本ページは、研究成果の要旨のみを掲載しております。
詳しい研究報告をご覧になりたい方は、「厚生労働省がん研究助成金による研究報告集 平成13年度」を全国の医学部・医科大学図書館に配布しておりますので、そちらをご利用下さい。



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更新日:2004/12/01