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主任研究者 国立がんセンター東病院 柿沼 龍太郎 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度研究報告 研究成果の要旨 診断については多検出器型CTを用いた心電同期構成画像の肺野病変への応用および肺癌検診システムの構築について検討した。小型肺結節病変に対するダイナミック造影CTを用いた経時的病変内部濃度のコンピュータ解析が良悪性の鑑別診断に有用であることを示した。径10mm以下の微小結節で切除され病理にて腺癌および異型腺腫様過形成と診断された病変のthin-section CT(TS-CT)上での画像所見を明らかにするとともにTS-CT所見の含気型が予後良好であることを示した。治療についてはTS-CT上 90%以上がすりガラス濃度である病変の約9割が腺癌であることを示し、縮小手術のプロセスを提案した。肺野型小型扁平上皮癌では腫瘍径15mm以下の無再発5年生存率が100%であることを示した。縮小手術の臨床試験も現在順調に進行中である。
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更新日:2004/12/01 |