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主任研究者 大阪大学医学系研究科 金田 安史 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度研究報告 研究成果の要旨 癌組織に高い導入特異性を有する正電荷型HVJ-liposomeと腫瘍特異的なalphafetoproteinプロモーターによる自殺遺伝子治療を肝臓癌に対して行い放射線との併用による相乗効果を示した。次にヒト癌細胞にp14/ARF遺伝子とp53遺伝子とのアデノウイルスベクターによる共導入によりヒト肺癌細胞に高率にアポトーシスを誘導できた。Tob遺伝子とp53遺伝子の共導入により癌抑制の相乗効果が培養細胞レベルと腫瘍形成マウスに於いて明らかになった。DNA修復遺伝子Formamidopyrimidine-DNA glycosylaseをマウス骨髄幹細胞に導入した新たな骨髄保護療法の可能性が示唆された。複製可能型単純ヘルペスウイルスの複製開始に必須の転写因子ICP4の発現をヒトカルポニンプロモーターで制御し、カルポニンを発現する肉腫細胞だけで複製し、細胞傷害活性をもつ細胞選択的発現・複製ベクターd12.CALPを開発した。
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更新日:2004/12/01 |