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主任研究者 財団法人癌研究会附属病院 山下 孝 研究者氏名、所属および分担研究課題
平成13年度研究報告 研究成果の要旨 高線量率Ir-192 ( High Dose Rate Iridium, HDRIr-192 ) 装置を用いた、頭頸部、食道、気管・気管支、前立腺、骨盤内臓器等の悪性腫瘍に対する高精度小線源治療法は子宮頸癌を除いていまだレベルの高いエビデンスが得られているとは言えない。そこで、その有用性の評価を行う為に、各施設がそれぞれに行っている治療法の治療成績をまとめると共に各部位についてまず、少なくとも一つの共通のプロトコール作成を検討した。今年度は頭頸部、食道、前立腺の3部位についてはプロトコールの骨子としてまとめることができた。又、非密封アイソトープを用いた甲状腺癌の治療法についてもこの治療法自体の歴史は古いが、治療法の標準化は進んでいないので、この放射性ヨウ素療法の実態調査を行った。その結果、治療を行っている施設間で適応、放射性ヨウ素の投与量など、投与治療法が異なるので、標準的な治療法の確立を目指してまず投与線量の測定を開始した。
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更新日:2004/12/01 |